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国務長官候補のロムニー氏、トランプ氏との会談後に”変心”

Romney, Potential US Secretary of State, Already Shows His Diplomatic Tactics.

石油輸出国機構(OPEC)は前日の報道から一変し、減産合意にたどり着く見通しが高まってきました。おかげでダウは30日に寄り付き早々100ドル高を遂げ、再び最高値を更新(追記:ダウは終値で前日終値でほぼ横ばい、S&P500とナスダックは反落)。さらにCNBCに登場したムナチン財務長官候補が税制改革を掲げ、「あらゆる層で」減税に踏み切ると発言し上昇を煽りました。ただし富裕層には税控除縮小の合わせ技を用いると語り、富裕層の減税効果が中低所得者層より低い可能性もちらつかせています。財政中立へ向け、配慮した様子が伺えますね。OPEC総会といいトランプ陣営といい、事前の報道や姿勢とは異なりポジティブ・サプライズを与えてくれています。

この方については、見事な手のひら返しをみせてくれました。2012年米大統領選の共和党候補であり、マサチューセッツ州元知事のミット・ロムニー氏です。

トランプ次期大統領とロムニー氏は29日、2回目の会談を持ちました。国務長官として指名するか否かを決める”面接”第2弾の舞台は、NYのコロンバス・サークルの傍でセントラル・パークの眺望を満喫できるトランプ・インターナショナル・アンド・タワー。米大統領主席補佐官に指名された共和党全国委員会委員長、ラインス・プリーバス氏を挟みステーキや帆立、カエルの足を堪能したロムニー氏は、記者団に「素晴らしかった」と称賛しきり。政権移行チームが「一体となるメッセージ」を掲げていると評価し、「我々の前には米国最良が日々が待っている」とまで言い切ります。かつて「偽物、ペテン師」と糾弾した姿は、どこにもありません。

ロムニー氏、まるでプレイボーイとの初デートにやって来た乙女のようなぎこちなさも。

romney
(出所:Twitter

国務長官候補にはジュリアーニ元NY市長、南シナ海問題で中国を批判しつつ中国を念頭に入れた2011年の為替操作監視改革法案に反対したボブ・コーカー上院外交委員会委員長でなどが名前を連ねます。ただコーカー委員長の国務長官就任は、外交委員長を別の議員を充てる必要が生じ共和党上院の体制に多大な影響を及ぼすため、望ましいとは言い難く。共和党のランド・ポール上院議員は、ジュリアーニ元NY市長やボルトン元国連大使に反対する意志を表明していましたが、果たしてトランプ候補はどなたに白羽の矢を立てるのでしょうか?

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