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今週のつぶやき

トランプに始まり、トランプに終わる今週も先読みに忙しい週となりました。

まず、安倍首相との会談ですが、中身は知りようがありませんが、想像するにかなり「やーやー」トークではなかったかと思います。一つには双方が初対面であること、日本側は首相という立場もトランプ氏はまだ正式に就任していないために発言の重みが全く違います。よって非公開であったことは当然でありましょう。但し、首相の顔つきやわずかなコメントからは「好印象を持った」とみて取れます。

個人的にはこれが本心かどうかはまだわかりません。それはプーチン大統領との大事な交渉を控え、プーチン/トランプのラインが良好、プーチン/安倍のラインも良好であれば安倍/トランプのラインも良好であることでディールをうまく進めることができるという論理を優先したとみているからです。ならば、今回は安倍首相としては深入りせず、一般的な話と目先の行動予定と方針を述べることが主体ではないかと思います。また私はそれで十分だと思っています。まずは大統領就任決定後一番先に会いに行ったということが大いに評価できることであります。

中国の新聞にもでていた「朝貢外交」という言葉を民進党の安住さんまでが真似て安倍首相の行動を批判しているようです。しかし、これは外しています。世界の主要国の首脳で今、トランプ氏とのかかわりを重視したいのは安倍さん、プーチン氏、習近平氏でしょう。そのうち、あとの2人は立場的に今会うのは微妙。となれば安倍さんが会いに行くのは当然でしょう。安住さんの論理となれば人の二番手でもよい、ということになります。だから民進党は与党をやらせてもらえないのでしょう。

次に市場を見てみましょう。日経平均は金曜日の場中、ついに18000円台を奪取しました。強気だと思います。豊島逸夫さんの記事に「マネーがトランプ体制に順応しつつあることを実感している」(日経)とあります。実は私は会社の資金運用を通じてNY市場とトロント市場でインフラ関連、REITなどを中心にこの一週間でとりあえず相当額の株式の買いを入れを進めました。

私の見ている限り豊島さんの表現以上に北米市場は順応より出遅れに対する焦りが出てきている場面も見られます。IT関連も遅まきながら拾われてきている状況を見るにあたり、クリスマスラリーから年初まではとりあえずぶれは少ないだろうと判断したものです。但し、以前から申し上げているようにアメリカ景気は上昇期がすでに7年半近くに及び、自動車など息切れが見られる業種もあります。一方、その7年半の好景気の際、陽の当たる業種と当たらない業種があったことも事実で大統領交代で当面はそのドレッシングがあるとみています。

国内を見てみましょう。小池さんが裁く豊洲移転問題。移転予定を17年冬から18年春と発表しています。これはこのまま理解すると間違う可能性があります。1月にわかる地下モニタリングの最終結果を受けて環境アセスをやり直すとなれば17年6月ごろから15カ月かかるのでアセス完了が18年9月頃になってしまいます。それから工事などをすれば18年冬から19年春になります。報道であたかも1年遅れの移転と報じられているのは環境アセスのやり直しはない、と読み込んでいるか、「最速で」というところが抜けているのか、どちらかでしょう。

個人的には論理的理由は持ち合わせていませんが、今までの状況からアセスのやり直しは10中8,9ないとみています。では、仮にアセスがないとしてもなぜ、移転が1年も遅れるのか、ここは小池さんの努力が足りない気がします。1月の試験最終結果から知事の最終判断に半年もかかる計算が効いているからです。これはおかしいでしょう。博多の陥没事故の仕事の捌き方を見てください。判断と作業が早いのです。専門家は結果を見てから動くのではなく、結果の出る前にA案B案を作っておく、これが民間のプロの仕事です。これを縮められるなら移転を半年短縮できる余地はあるのではないでしょうか?

余談になりますが、トランプさんが大統領になったとたん、某メガバンクのシンクタンクから取引先等への36ページにわたる資料が配布されました。日付は11月9日付です。非常に詳細、かつ、よくできた冊子です。もちろん、この資料はトランプさんが当選してから作ったのではなく、トランプ当選案とクリントン当選案の二案をベースに資料を作り、当選が決まった段階で後者を没にしたはずです。仕事はすべて、先読み、先手が原則なのです。

最後に自動車。EVばかりが注目されますが、日本ではもう一つ、画期的なことが起こります。それはクルマのサイドミラーがなくなる、ということです。これは車内の電子ミラーと称する液晶画面等にサイドミラーと同等の情報を映し出すことで物理的にサイドミラーがなくなるものであります。そうはいっても後方を写すカメラは備わりますから完全にもぎ取れるわけではないと思います。

この電子化は単に映し出すだけではなく、車線変更の際の死角になる位置に車がいる場合などへの警告や後方車両との距離を示すことも可能でしょう。また、夜間、見にくい場合でも鮮明に表示することが可能で応用範囲は相当あるとみています。考えてみればかつてサイドミラーは車の前方についていました。私が教習所に通った時は古い位置にありました。欧米ではドアの横になっていたのに日本は警察が保守的でなかなかOKしなかったと記憶しています。それが電子ミラーは欧州と並び世界の先端を行くことになります。

しかし、その技術よりも今は高齢者の運転による事故をどうにかしてもらいたいと思います。運動能力や反射神経、とっさの判断は歳を取るとどうしても衰えます。運転できるか出来ないか、というより危機対応の問題です。よって一定年齢以上の高齢者はブレーキ、アクセルを間違えない機能がついた車か、将来的には自動ブレーキ装着車のみの運転に限定させるなどの対応はマストではないかと思います。免許証に「眼鏡等」ならぬ「自動ブレーキ付き」の車のみ運転できる条件でしょうか。

では今日はこのぐらいで。

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