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訪日外国人数の伸びはどこまで続くのか?

本日、政府観光局(JNTO)から9月の訪日外国人統計が公表されています。10月の訪日外国人数は前年同月比+16.8%増の2136千人と、引き続き堅調に増加しています。まず、日経新聞のサイトから記事を引用すると以下の通りです。

10月の訪日外国人、16.8%増の213万人 16年通年で2000万人超

日本政府観光局が16日発表した10月の訪日外国人客数(推計値)は、前年同月比16.8%増の213万6000人だった。10月として過去最高で、単月としても7月(229万7000人)に次ぐ過去2番目の大きさだった。

クルーズ船の来航増加や航空路線の拡大を背景に東アジアからの訪日客が引き続き好調だった。1-10月累計の訪日外国人客数は2011万3000人と、通年で初めて2000万人を超えた。

国・地域別では、中国が13.6%増の50万6200人と最も多かった。建国記念日「国慶節」に伴う大型連休が追い風になった。次いで韓国が21.2%増の44万9600人だった。

いつもながら、包括的によく取りまとめられた記事だという気がします。続いて、訪日外国人数のグラフは以下の通りです。季節調整していない原系列の統計をプロットしています。

私自身は訪日外国人数はジワジワと伸び率が縮小している感触なんですが、かつてほどの伸びを示していないにもかかわらず、そもそも日本経済で10%という2ケタの伸びを示すほどの勢いがなくなって久しいものですから、訪日外国人が前年同月比で10%超の伸びを示すと、やはり、かなり力強い伸びと感じてしまいます。

1月からの今年2016年の累計では、10月中に20,113千人に達し、通年で初めて2000万人を突破しています。

増加の要因としては、引用した記事にも取り上げられているクルーズ船の来航増加や航空路線の拡大・増便に加えて、中国の建国記念日に当たる「国慶節」に伴う大型連休や学校休暇が需要を創出したり、日本国内における国際会議やイベントの開催が上げられており、さらに、訪日観光プロモーションによる効果なども政府観光局は自画自賛していたりします。

私自身は訪日外国人はそろそろ頭打ちが近づきつつあると危惧していたんですが、なぜかトランプ米国次期大統領の政策への期待から円安が進んでおり、為替の面からはもう少し訪日外国人の消費に期待できそうな雰囲気もあったりします。

ただ、外国人観光需要の伸びはプラスにしても減速する可能性は高いと考えるべきです。

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