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ノート7出火の原因特定できず、どんどん深みに沈むサムスン

ギャラクシーノート7の出火トラブルによるブランドへの影響に歯止めをかけるためには、最低限、原因の特定が必要ですが、すでにリコール開始から2ヶ月が経たにもかかわらず、まだ原因特定にいたっていないといいます。しかもノート7の過熱問題の原因究明に取り組んでいるため、ギャラクシーS8の開発が2週間も遅れているとのことですが、原因がわからなければ、ギャラクシーS8も安全なのかどうかは覚束ないのです。

サムスン、「Galaxy Note7」過熱の原因をまだ特定できず--新製品の開発に影響か - CNET Japan

そして、時間が経過すればするほど、ブランドへの信頼は崩れていきます。しかも悪いことに、サムスンは「米主要通信会社のサービスを用いるスマホを販売するには、メーカーは米携帯電話業界団体(CTIA)が承認する28カ所の実験施設のいずれかでバッテリー試験を行うことが求められている」(WSJ)にもかかわらず、ノート7のバッテリーの試験を社内の実験室で行っていたことが明らかになっており、このことがさらにサムスンに不利な点となってきています。

サムスン、スマホのバッテリー試験は業界公認施設で実施せず - WSJ :

ネットユーザーの関心事の傾向を知るためにグーグルの検索結果を利用したグーグル・トレンドによると、米国では「サムスン・リコール」がアップルの「アイフォン7」を上回っているとか。

「アイフォン7」を抜いた「サムスン リコール」検索…米国市場で打撃続くか : 経済 : ハンギョレ :

サムスンのノート7問題は、かつて全米を揺るがしたトヨタのリコール問題を思い起こさせますが、こちらは米国当局の調査で、急発進事故のほとんどが運転手のミスと発表され収拾したのですが、豊田章男社長自らが先頭にたってこの事態に向き合ったことも信頼をつなぎとめたのではないかと思います。このときに漁夫の利を得ようとして動いたヒュンダイが、その後燃費偽装問題を起こしたことは企業の品格を疑わせるものでした。

ここまで波紋が広がってくると、サムスンのトップがどう動くのかが焦点のひとつになってきますが、李健熙会長が急性心筋梗塞で病床に臥してからすでに2年。その後継問題は難航したままで、トヨタのように、トップが先頭に立ってことに事態にあたることはできないかもしれません。それもサムスンの抱えた負の企業体質になってきそうです。

ポスト李健熙2年、遠いサムスンの経営継承 : 経済 : ハンギョレ :

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