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ボブ・ディラン受賞、文学界から称賛と皮肉も

By MICHAEL CALIA

 今年のノーベル文学賞に米国のシンガーソングライター、ボブ・ディラン氏が選ばれた。文学賞をミュージシャンが受賞したとあって、文学界からは称賛と皮肉が入り混じった反応が噴出した。

 例えば、小説「悪魔の詩」を書いた英作家のサルマン・ラシュディ氏はツイッターに「ディランは吟遊詩人の伝統の優れた継承者だ。素晴らしい選択だ」と投稿。一方、「スーパー・サッド・トゥルー・ラブ・ストーリー」のゲイリー・シュタインガート氏は納得がいかないようで、「ノーベル賞委員会を完全に理解した。読書は大変な仕事だ」とツイートした。

 ここにツイッターに投稿された作家たちの反応を一部紹介する。

ジョディ・ピコー

「ボブ・ディラン(が選ばれて)私も嬉しい。でもこれって、私もグラミー賞をとれるってこと?」

ゲイリー・シュタインガート

「ノーベル賞委員会を完全に理解した。読書は大変な仕事だ」

サルマン・ラシュディ

「(ギリシャ神話の吟遊詩人)オルフェウスから(パキスタンの詩人)ファイズまで、歌と詩は密接な関わりを持ってきた。ディランは吟遊詩人の伝統の優れた継承者だ。素晴らしい選択だ」

サラディン・アフメド

「これはノーベル賞の新たな方向性であり、ディランはほとんど滑稽に近い米国至上主義と思えるものの出発点だ」

ハリ・クンズル

「ブッシュでないという理由で彼らがオバマに与えた賞以降で、最もつまらないノーベル賞のように感じる」

アービン・ウェルシュ

「私はディランのファンだ。だがこれは、年寄りで訳の分からないことを早口にしゃべっているヒッピーたちの腐りかけの前立腺からもぎ取られた浅はかな懐古趣味の賞だ」

スティーブン・キング

「ボブ・ディランがノーベル賞を受賞したことに興奮している。不道徳で悲しいこの時期に素晴らしく、かつ良いことだ」

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