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世界の平均寿命、この35年で10年延長 でも健康寿命は 医学の進歩と限界

ランセットという医学論文から

医療の明日に応えるサイト MedicalTribune

解説しています。

>195の国と地域の最新データを解析したGlobal Burden of Disease(GBD)研究2015(以下、GBD 2015)の結果がLancet(2016;388:1459-1544、1545-1602、1603-1658、1659-1724、1725-1774、1775-1812)に掲載された。同研究からは、2015年時点の世界人口の平均寿命は71.8歳で、1980年の61.7歳から10年以上延びたことが明らかになった。一方、健康寿命(Healthy life expectancy;HALE)も1990年の56.7歳から2015年には62.8歳へと6.1年延びたが、平均寿命の延長分には及ばず、疾患や障害を抱えて生きる年数は延びたことが示された。
健康でない寿命が増えたということです。この文章からわかるのは、医学の進歩を受け人間は長生きという恩恵を被ってきたが、残念ながらQOLが低下した生活をいくらか強いられるという新たな問題を抱えてきているということです。

>世界全体の平均寿命は延長したが、人口の増加と高齢化を背景に死亡者数は増えた。世界の死亡者数は1990年の4,800万人から2015年には5,600万人に増加。2015年に死亡した人の70%は非感染性疾患(虚血性心疾患や脳卒中、糖尿病、慢性腎臓病、認知症、薬物使用障害など)が原因で死亡していることも分かった。
老衰に伴う状態は医療では改善できないという生命の必然でしょうか。人間必ず命を落とします。これは上記の健康でない生活の延長ともつながります。

>図.世界の損失生存年数の原因疾患トップ10
これを見る限り、本当素晴らしいですね。10年以上前からがんは治らないと言うことを変えない医師や、昔のように海水を点滴して輸血をするなという医師もどきたちは本当勉強してほしい。

>一方、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる年数であるHALE(平均)は、2015年時点で世界全体では男性60.9歳、女性64.9歳で、2005年時と比べそれぞれ2.9年、3.5年延びた。ただ、平均寿命の延長分には及ばず、健康上の問題を抱えて生活しなくてはならない年数は男女ともに延びたことが示された。なお、日本人の2015年のHALEは男性71.54年、女性76.28年だった。
やはりみんな元気だ。だって外来で70はまだほとんど現役と言って遜色ない人多いもんな。もちろんそうでない人もだけど。

この医学の進歩を受け入れながら、今の医学の限界を正しく知る。こういうことを医師も含めてみんなに広報していくことがこれからの日本において必要だと信じています。

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