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トホホなロンドン勤務 投資銀行受難時代

その昔、投資銀行でロンドン勤務を言い渡されるのは出世コースに乗ったことを意味しました。「ウインブルドン現象」という言葉に象徴されるように、ロンドンの金融街シティは、世界からトッププレーヤーが集結する、華やかなステージだったのです。

フロントオフィスと呼ばれる、M&A、リサーチ、トレーディングなどの分野では、エキスパットと呼ばれる、パリやニューヨークからの転勤組が多いです。

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しかし最近のポンド安で、ロンドン勤務の魅力は薄れています。10年前に比べて、英国勤務の報酬(ジュニア・バンカー、2年目)はドルでは-33%、ユーロでは-23%も下がりました。

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運用部門を別とすれば、ロンドンにおける投資銀行業務は、キャピタル・インテンシブ、すなわち多額の資本を喰うものが多いです。

欧州の銀行の自己資本が適正かどうかに関し、投資家が厳しい視線を送っている中、経営者としては(もう畳んでしまおうか?)という気持ちになりやすいです。実際、先日、コメルツ銀行がロンドンで大きなリストラを発表しています。

このように、ロンドンの投資銀行に勤めるプロフェッショナルの皆さんは、トホホな状況になっているのです。

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