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公明新聞:2016年10月6日(木)付


時代に逆行する民進
深夜の質問通告

参院に論戦の舞台が移った2016年度第2次補正予算案の審議をめぐり、民進党議員の常識外れの国会対応が批判を浴びている。

4日午前に行われた衆院予算委員会の集中審議。民進党の階猛氏は、同日の深夜0時すぎまで質問通告をせず、全省庁の関係部署の職員が深夜まで職場に待機する事態になった。

国会では審議を充実させるため、質問事項は事前に通告することが慣例となっている。答弁を作成する各省庁の職員にとって事前通告の遅れは、大きな負担となる。

報道(5日付「読売」)によれば、階氏は「質問通告は、午後10時台に秘書に渡した。意図的に通告を遅らせたわけではない」と釈明したというが、そもそも午後10時台に通告すること自体が非常識であることは明らかだ。階氏の通告が遅れたために、大勢の職員がタクシーでの帰宅を余儀なくされたという。

自民、公明の与党両党は、長時間労働の是正など「働き方改革」を進めている。省庁職員の働き方改革も大きな課題だ。すでに与党は、職員の長時間労働を避けるためにも、質問する前々日の午後6時までに政府に質問通告することを申し合わせている。

こうした配慮を無視した自分勝手な階氏の対応に、自民党は民進党に抗議。民進党はその場で謝罪した。公明党の大口善徳国会対策委員長も、4日夕の党代議士会で「本当に働き方改革の理念を理解しているのか」と厳しく批判した。

先の参院選重点政策で「働く人を守る、働き方を変える」と掲げた民進党。時代の流れに逆行するような所属議員の今回の行為を猛省しているならば、常識外れの通告は二度と行わないことを党内に徹底すべきだろう。

(浮)

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