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リオ・パラリンピック閉幕、今後の課題

第15回夏季パラリンピック・リオデジャネイロ大会は、18日、マラカナン競技場で閉会式が行われ、12日間の熱戦が閉幕しました。

次は2020年東京大会で、小池知事に、パラリンピック旗が、引き継がれました。

当初は、どれだけの人が会場に見に来るか心配されていましたが、ブラジル選手の活躍もあって、オリンピック以上の人が観戦した、と伝えられています。

日本でも、オリンピックに比べる少ないですが、以前よりは、テレビ、新聞などで、伝えられていたと思います。

メダルの数より、障害をもった選手が、一生懸命に競技をする姿に心打たれ、共生を願うことの意義のほうが大きいと私は思っています。

一方で、銀メダルと銅メダルは計24個でしたが、夏の大会で初めて金メダルが0だったということは、選手の環境が、諸外国ほど整っていないという課題を示しているとも思います。

日本では、障害者やその家族が、手弁当でできる範囲で、障害者スポーツは行われてきて、2014年度から、オリンピック選手のためのナショナルトレーニングセンターを、パラリンピック選手が以前より利用できるようになりましたが、まだオリンピック選手とは差が大きいのが、実情です。

今回、メダル1位の中国は239個、2位のイギリスは147個、3位のウクライナは117個で、64位の日本との、選手の育成環境の大きな違いがある、と報じられています。

中国では、選りすぐった選手を国家的に育成していて、練習施設、選手の食事や住まいの費用も政府が出している、ということです。

日本では、そもそもオリンピックでもマイナーな競技では、アルバイトをしながら等、育成環境が整っていず、パラリンピックでは、それが顕著に表れています。

選手の育成強化だけではなく、障害者スポーツ全体の裾野を広げることも必要です。

日本では、まだ潜在的な障害者差別の眼差しがある、と関係者が語っています。

障害者で週1回以上スポーツをしている人は2割弱で、健常者の4割超の半分以下、という調査結果もあります。

障害者が、普通のこととしてスポーツができる環境、そして選手の育成環境、ともに大事だと思います。

また、東京では、まだ都市全体が、バリアフリー化さえされていず、先進国に遅れをとっています。

新宿駅ですら、バリアフリー化されていないので、2020年に向けて、それも進めてほしいと思います。

今回のパラリンピックでは、ドーピング問題でロシアの選手は参加できませんでした。

障害のために薬を使用している障害者の薬物の問題、また障害の種類や程度によって種目を振り分けるクラス分けで不正を指摘する声もある等、パラリンピックが抱える課題にも、次の開催国として、積極的に対応してほしいと思います。

1964年以来、初めて同一都市で2度目の大会を開催する日本としての責任を果たしていってほしいものです。

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