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起業と中退について:失敗するのは早ければ早いほどいいというだけの話し

若者が大学を辞めて起業するという、まあ非常に健全な感じの意思表明がなんだか炎上しているらしいので覗いてみた。

4ヶ月で大学を中退し起業します。レールに沿ったつまらない人生はもう嫌だ。

考えてみると、自分も中退して19歳で留学したアウトロー組なので、気持ちがよく分かります。

「ブログで月商100万稼げる?大学生で100万稼いでいたらすごくないか?」

これなら自分にもできそうだと思いました。

いやー、いいなと思います。
この「自分でもできそう」だと思うのは、若いころはとても重要かと。おっさんやおばさんになったら、もうそんなこと思わなくなりますからね。

大学中退でアフィリエイト月商100万円の世界はコレだ!

そしてまた的を得た指摘がネット界隈から飛び出し、身も蓋もない話になっています。

大学に行くに越したことはない:より多くの選択肢を持つために

自分のことは棚にあげて、以前上記エントリーを書いたが、基本その思いは変わっていない。ただ、リスク覚悟で大学を中退して起業するのはいいことだとは思う。18歳で起業して失敗しても勲章にしかならないが、30、40歳超えて起業して失敗したら致命傷になりかねない。また18歳で起業に失敗しても大学生に戻ればいいだけの話だけであり、それほど深刻な話ではない。
(ただ闇雲に起業や中退を進めるのはよくないことだと、以前のエントリーでも指摘している)

また万が一成功したら、みっけものだ。
ある意味、このブログがこれだけ読まれたという事実だけとっても、もう十分成功していると言えるのではないだろうか。

人生やりたいことがあるだけでも素晴らしいことだし、「できる」と思えることは若さの特権だとは思う。それに人生なにがあるかわからないし、何もしないよりは何かしたほうが成功する確率は高くなる。

この強烈な同調圧力のある日本社会で、人と違うことをやろうとするのは、それなりに大変なことだ。18歳の若者が大学を中退して起業しようとしていることだけで、これほどまでに話題になること自体が異常だと思う。

起業しても1年以内に倒産する確率は約50%と言われているが、確率の話を若者にしても仕方がない。アイドルを夢見る少女に、アイドルになれる確率を諭しても同じように、それはとても意味がないことだ。彼らは自分たちが唯一無二の存在だと信じているから、「一般論」に興味はない。

逆説的だが、「失敗すればするほど、成功する確率はあがる」のだが、日本の社会は「失敗したものたち」に対してとても厳しい。これから、大学よりも起業を選択したり、ほかの選択肢を見つける人たちが出てくると思うが、周囲の大人たちが彼らを受け入れて、失敗したとしてもダメージが少なくなるように導いていく必要がある。

自分も含めたおっさん、おばさんたちがもっと彼らを暖かい目で見ることが、必要なのではないだろうか。

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