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iPS細胞ノーベル賞受賞者山中先生 40億あっても組織が維持できない 国の予算の使いにくさ 竹槍でB29撃て

本日のウェークアップ!ぷらす。
「iPS細胞発表から10年、ノーベル賞山中伸弥氏生出演。不老不死は目前に?iPSを使った再生医療や創薬はどこまで進んでいるのか」
と言うテーマで、山中先生自ら出演し解説いただけました。夢の治療、着実に前に進んでいます。

その中で最後に山中先生が頭を下げてお願いした内容。(iPS細胞研究基金)研究費が足りません。簡単に言うと。使い方が決まっている国の予算、足りないところに融通するとか、研究者安定雇用(特許を含めた人件費なども)などに使えないのです。一所懸命育てても、契約が切れ、予算がなくなると雇い続けられないという人的資源の無駄遣いになります。以前書いた記事です。(武田薬品が京大とiPS細胞で共同研究 企業からお金をもらうことは悪いことではありません!

>研究の進展・拡大に伴って、公的資金源ではカバーしにくい、研究者・研究支援者の安定的雇用のための資金や特許に関する係争、災害による備蓄細胞の損失といった様々なリスクに対応するための資金が不足しています。

このように組織維持、リスクマネージメント等に使い勝手の悪い国の予算。私が一番憂いている問題です。ただ予算の使用における自由度を上げすぎると、流用などが出てしまいます。こういう時に国が何ができるのかなのですが、研究者の職を安定させてやろうという山中先生の考えは、非正規でいいと考えている役所を説得できていないのだと思います。こういう時こそ、厚労省関係の重鎮たちや政治家がしっかり動いて欲しいのですが。

現在研究資金は国がサポートし、山中先生がお話されたように総額40億円が各プロジェクトごとについています。ところが山中先生自らマラソンしたり、いろいろなところで訴えているように寄付を訴えています。世界に渡り合い、日本に利益をもたらそうという国家プロジェクトとしては全然足りないのです。人件費、組織維持こみのアメリカNIHの予算とは桁が3つ違います。(250−300億ドル!)

まあ最先端の機械を入れ、維持管理する維持費などはなかなか予算請求できない、安定しないという国のお金の使いにくさは変わっていないようです。国として先端を走って頂いている山中先生。こんな中途半端なサポートに文句を言わず、国に感謝し自分でやれることを続けて頂いている研究者、本当に単なる研究バカではないことに頭が下がります。(ちなみに中村佑介先生は民主党政権にケツまくり、アメリカに行っちゃいました。頭脳の流出!中村祐輔のシカゴ便り

竹槍でB29撃ての政策はそろそろやめてくれないかな。

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