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16GB版iPhoneよ、安らかに眠れ

米アップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の16ギガバイト(GB)モデルが7日に死亡した。8歳だった。

 同モデルが誕生したのは高画質の写真や動画、数十種類ものアプリ、基本ソフト(OS)アップデートのための容量がまだそれほど必要のない時代だった。だが、すぐに低価格帯のエントリーモデルに格下げされた。将来は安い価格を懐かしむ対象として、また「空き容量が不足しています」というあまり思い出したくないキャッチフレーズで記憶に残ることになるだろう。 

 16GBモデルが消える代わりに、大容量(現段階では)を備えた3機種が登場する。新型「iPhone 7」は32GB(649ドル~)をベースに、128GBと256GBで展開される

 一方、アンドロイドを搭載した競合機種は以前からエントリーレベルとして32GBモデルを投入している。大半の機種には容量拡張オプションとしてマイクロSDカード用スロットも搭載されている。

 「16GBモデルがなくなるのはさびしい。写真をもう1枚撮るために保存していた写真を大急ぎで削除したことを心底、懐かしむだろう」――。こう言う人は、まず1人もいないはずだ。

 16GBモデルが生き残ると期待した向きもあった。手頃なクラウドストレージというオプションが多くあることを考えればなおさらだ。その中にはアップルが提供し、アイフォーンに最初から組み込まれている「iCloud Drive(アイクラウド・ドライブ)」も含まれる。だが、画像や映像、アプリなどが保存される場所はやはりまだ手元のストレージなのだ。

 16GBモデルは短命だった「iPhone 5c」の隣で安らかに眠ることになった。葬儀の予定はない。

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