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子どもとの接し方に悩む保護者が交流

日本財団×東大先端研が軽井沢で親子セミナー
親と子それぞれに学ぶ1泊2日

日本財団と東京大学先端科学技術研究センターの共同プロジェクト「異才発掘プロジェクト ROCKET(ロケット)」(以下、ROCKET)は、8月28、29日、長野・軽井沢でユニークな子どもとその親を対象とした合宿形式の親子セミナーを開催しました。親子セミナーは、2016年6月に長崎での開催に続き、2回目。

中邑賢龍プロジェクトディレクター(左奥)とセミナー参加者
中邑賢龍プロジェクトディレクター(左奥)とセミナー参加者

ROCKETは、保護者からの「講義を聞くだけでなく、先生に質問をしたい」、「同じ境遇の親御さんと情報交換をしたい」といった要望を受け、2016年より親子セミナーを実施しています。

折悪しく台風が接近し、2泊3日の予定が、急遽1泊2日に変更となりましたが、悪天候の中、8~15歳の子ども19人とその親が参加しました。参加者は、他の子どもと一緒に過ごすことが苦手な子や、興奮すると手が出てしまう子など、なるほどユニークな子どもばかり。

蜂の子に味をしめ、「もっと食べたい」と集まる子どもたち
蜂の子に味をしめ、「もっと食べたい」と集まる子どもたち

ロボットクリエーター・高橋智隆さんの話を間近で聞ける貴重な授業
ロボットクリエーター・高橋智隆さんの話を間近で聞ける貴重な授業

セミナーでは、親と子に分かれてプログラムを受けます。初日は、子どもたちには食育が専門のROCKETプロジェクトリーダー・福本理恵さんが、食糧危機を救うとして昨今注目される「昆虫食」をテーマに講義。長野名物であるイナゴや蜂の子を取り出すと、「ギャー!」と叫んで部屋を飛び出す子もいれば、「エビみたい」とおかわりする子も。

2日目は、「ロビ」や「ロボホン」などで知られるロボットクリエーター・高橋智隆さんによる講義。助手や社員もおらず、1人でロボットを作り続けてきた高橋さんの生き様に、子どもたちも身を乗り出して聞き入っていました。

下村今日子夫人は「生きるとは、自分の能力を引き出すこと」と題して講演
下村今日子夫人は「生きるとは、自分の能力を引き出すこと」と題して講演

子どもへの接し方を講義する中邑賢龍ディレクター(右)と、ROCKETコーディネーターの赤松裕美さん
子どもへの接し方を講義する中邑賢龍ディレクター(右)と、ROCKETコーディネーターの赤松裕美さん

親向けのプログラムでは、下村博文前文部科学大臣夫人の下村今日子さんが特別講師として登場。自身の子どももユニークであったことから、「皆さんにも生かしてほしい」と、子育ての経験を包み隠さず述懐しました。悩みながらの子育てを乗り越えた下村夫人の話に、涙を浮かべるお母さんの姿もありました。

中邑ディレクターは、ユニークな子どもへの接し方を講義。先生からは、「親が子に構いすぎる」と少し厳しい言葉もありました。

合宿中も、子どもたちがはしゃいで床にこぼしてしまったジュースを親が片付け、子どもたちは遊び続けている、という場面で、スタッフが一喝。親が道筋をつくるのではなく、子どもたち自身が何をしたいかを決め、決めたことには責任をもって取り組むことを学びました。

● 異才発掘プロジェクト ROCKET プロジェクトページ(日本財団ウェブサイト)
● 異才発掘プロジェクト ウェブサイト

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