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「争点隠し」に奔走する政党と議員たち ― 地方議会も国会も「議論する場」に改革せよ ―

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21日に投開票された地元大阪は箕面市の市議会議員選挙では、大阪維新の会の公認候補7人のうち6人が当選、市議会の最大会派を構成することとなりました。市民の負託に応えゆくため、一致団結して働いてまいることを改めてお誓い申し上げたいと存じます。

それにしても今回の選挙戦、本当に厳しい戦いでした。議員定数23のうち、公明や共産といった組織政党等の指定席を除くと保守系の競争的議席は11、あるいは、せいぜい12に過ぎず、そこに府議会の議席(定数2)を分け合う自民と維新の府議が、それぞれ自民8、維新7の市議候補を擁立したのです。

いわば、市議会議員選挙(定数23)が府議会議員(定数2)の代理戦争の様相を呈し、仮に自民と維新を保守系として大くくりにすれば、保守系から3、4人の落選は必至という厳しい選挙となり、開票の結果、自民系はなんと3人が落選、大阪維新も経験豊かな現職1人を失うこととなったのです。

選挙戦に当たって大阪維新の会は、新・箕面維新八策と題する包括的な政策提案を行いました。中でも議会改革については、議員定数4減、第二の給料=政務活動費の全廃、追認型議会から政策立案型議会、予算要望から予算編成参画型議会など。対する箕面の原田自民は徹底した「争点隠し」に走りました。

箕面維新が議会改革を政策の一丁目一番地に掲げたのに対し、原田自民は「政党間対立」を煽っていると維新を批判。挙句の果てには、匿名の発言を引用し、倉田市長陣営が迷惑している、と喧伝してきたのです。反証しようのない匿名の発言を引用するなど国政の民進党紛いの酷い言い回しでした。

もちろん、オール与党の首長選挙を盾に議会議員選挙の「争点隠し」をするのは、珍しいことではありません。いまの地方政治は二元代表制ですが、多くの地域でオール与党化が常態化し、4年に一度の選挙戦も、いったい何を選択しているのか分からない、形骸化が深刻化しています。

オール与党化によって、首長は安定政権を築くことが出来るし、議会議員たちも甘い汁にありつくことが出来る。しかし、それでは、改革は進まないし、何よりも、4年に一度の選挙が形骸化し、投票率が上がるわけがないのです。「政策競争」すべき議会議員選挙が名前の連呼に終始する理由です。

私は、箕面の原田自民が主張したような、首長の陰に隠れて追認するだけの議員、予算要望するだけの議員であれば、報酬などいらないし、定数だって大幅削減したらいいと思います。一方、私たち大阪維新の会は、国会であれ地方議会であれ、もっと議論する場に、意見集約の場にすべきと考えています。

議論する議会、議論する国会といってもイメージできない方には、ぜひロンドン議会の座席の配置をご覧いただきたいと思います。日本では、政府を追及し首長を追及するのが議会であると矮小化され、与党は居眠りするのが仕事になっていますが、本来の「議論する議会」を作っていく必要があるのです。

なお、備忘録として、箕面の選挙戦の間に箕面選出の自民党府議(原田氏)とのツイートのやり取りを添付しておきたいと存じます。既得権を維持し議会改革に抵抗する議員たちが政府や首長の陰に隠れて「争点隠し」に躍起になっている現実をリアルに感じていただければ幸いです。

関連動画1
2016年7月1日 参議院大阪選挙区 阪急箕面駅 街頭演説 おおさか維新の会 松井一郎 原田自民による手柄横取りを松井維新代表が猛批判

関連動画2
2016年8月20日 箕面市議会議員選挙 粟生ショッピングセンター 街頭演説 大阪維新の会 足立康史 議会改革反対の原田自民による争点隠しを徹底批判

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