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オリンピックの舞台裏、競歩で銅メダル


リオ オリンピックも終わりました。様々、歓喜と悲鳴と、ある時は本当に涙をもらいました。「世界の平和」、「平和の祭典」、人類もやれば出来るじゃないかと思います。ブラジルも政治、経済大変な折り、随分心配掛けましたが、よくやった。とりわけあのサッカー決勝戦はどうだ、本当に土壇場、ネイマールのPK戦1点などどう見ても神様が演出、お仕組み頂いたとしか思えません。

「競歩」という地味な競技があり、日本の荒井広宙( ひろおき)が3位、銅メダルとなりました。偶々実況を見ていたら、日本選手が頑張っていた。カナダの選手と競り合い、途中肩が接触した。直後カナダ選手がよろけたりした。競技は進み荒井が見事3着、銅メダル、私は手を叩いて喜び、安心して、寝た。ただ、あの接触、妙に気になっていました。...

翌朝新聞には「 競歩荒井『3位→失格→銅メダル』」と書いてあった。やっぱりカナダが抗議していて、違反失格とされた。すると日本が国際陸連の上訴審判に反論したため、協議、最終的に銅メダルに復活したという。新聞は書く、日本陸連の現場チームの行動は素早かった、東京からレース映像を取り寄せて分析、「先にカナダ選手の肘が当たった」などの具体的主張をまとめた申立書を提出した、抗議、上訴は競技終了後「30分間」だけ、現場チームには英語の堪能なもの、ルールに詳しい者、とりわけ日本陸連の横川浩会長の指揮は厳しかった・・・・

「横川浩」、私の脳髄に電気が走った、横川は私の通産省時代の同期生。陸連会長になったこと、皆で祝ったことがある。誰にでも静かに接する男だった。「お前、陸上などやったことあるのか」と皆んなで大笑いした。

その瞬間の横川浩会長を思い浮かべた、競歩という地味だが凄絶な競技、それを支える日本チーム、30分という究極の時間勝負・・あらゆる選手、競技にこういう舞台裏がいる、だからオリンピックというのは尊いのだろう。

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