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リオ五輪の失敗から活かせ(東京五輪は各国選手に最高の環境を)

連日2つの記事卓球のポーランドの選手について触れた「SMAP解散報道のあり方とオリンピックの放送」と「自殺を考えたマイケル・フェルプス(Michael Phelps)選手の葛藤と克服,そして東京オリンピックの可能性」をアップしたところ,ライブドアニュース等に配信されなかなか好評のようであるので,今日もオリンピックの話題について取り上げようと思う。

日本ではあまり競技としては有名ではないものの,今回のリオではおならのような匂いがする緑色の沼として一躍有名になったのが飛び込みであろう。

緑色の原因は,過酸化水素を誤って投入したとのことであるという。

私は化学には詳しくないが薬品を誤って投入するということ自体やはりブラジルのような国家にオリンピックを開催するには荷が重かったのではなかろうか。

大会広報は健康上問題はないというものの,医師が監修したヘルスケア大学のHPによれば,当該薬品はオキシドールとして殺菌剤として利用されているようなものであり,劇物であって皮膚に触れると炎症があるなどとされている。

実際に目がヒリヒリするなどの訴えがある以上,リオ大会責任者はきちんと世界に対し状況をや水質情報を公開するなどしてきちんとした説明責任を果たすべきであろう。

あまり報道されていないが,誤って混入し緑色の金魚鉢のような沼に選手をぶち込ませていた大会は当該薬品の濃度を公開しているのであろうか。

当該HPによれば,

濃度の薄い3~5%程度なら、あまり危険もなく生活に役立つ過酸化水素水ですが、濃度が30%を超えてしまうと劇物化します。濃度の高い過酸化水素水が皮膚に付着すると激痛を感じ、皮膚の色が白くなってしまう白斑(はくはん)が生じます。

そのため濃度の高い過酸化水素水を薄める場合には、保護用の手袋などの防備をして直接触れないよう注意しましょう。万が一、皮膚に付着した場合はすぐに多量の水で洗い流しましょう。

とされており,大会側が健康上問題がないというからそうだろうという報道ではなく,もっと濃度等に切り込んでもらいたい。

いずれにしても,選手がプレーする上で最高の環境を整えるのがオリンピック開催国の責務であろう。この点,リオは開催前から様々な問題が指摘されていた。

そのような中,結果として緑色の沼の中に選手をぶち込ませたり,選手村のトイレの配管がおかしくて糞尿が漏れてくるなどといった話が出ている時点で,近年のオリンピックの中では最も大会環境レベルの低いオリンピックになったのではなかろうか。

実際,イギリスでアイドル的な人気のある飛び込み選手で,リオでは飛び込みのシンクロで銅メダルを取ったトム・デイリー(Tom Daley)選手は,ツイッターで次のようなコメントをし不安をもらいしている。

デイリー選手は,控え目に,「ここ数日間飛び込んでいたものが酷い過ぎるものでないことを祈るよ」といった程度のコメントしかしていないが,世界最高峰の競技をするために必死で4年間頑張ってきた選手に対し,かかる悪質な環境を提供し,極度のプレッシャーの中にいる選手にさらに不必要な不安を負わせるリオ大会は運営委員会としての資質を著しく欠いていたと総括されても文句は言えないだろう。

はっきり言って選手への冒とくである。

ちなみにトム・デイリー選手は,父親を40歳くらいのことに病気で亡すという辛い体験をししているが,ジュニア時代から多くの大会で優勝しており,イギリスのITVが放送した高視聴率番組,「スプラッシュ!(Splash!)」という有名人に飛び込み台から飛び込むというようなバラエティー番組に出ており,その見た目からもアイドル的な人気があることに加え,自らのいじめを受けた過去を公表していたり,自分のセクシャリティーがバイセクシャルであることも公表しているなど少数者の権利保護の観点からも人気がある。

実際,イギリスの五輪委員会の公式アカウントも以下のようなツイートをするなどし,銅メダルを獲得した際の姿を「emoji」でコミカルに応援するなどしており,高い人気を誇っている選手である。

デイリー選手は,10m高飛込みにもエントリーしており,日本時間の8月20日(土) 午前4時に試合が行われる。男子10mシンクロ高飛込銅メダリストの彼がどのような演技をするかも楽しみである。

最近,このダイビングというのは,観客へのセクシーアピールが進んでいるという声もあり,イケメン好きの女子ファンらを増やそうとしているのかもしれない。

さて,話を本題に戻すが,ロンドンオリンピックの印象は開会式のスペクタクルな演出から始まり最後まで印象が良かった。それは,イギリスがアスリートに最高レベルの競技環境を提供できたからではなかろうか。

それはオリンピック開催国としての責務なのであって,プールが沼化してそれをすぐに改善できなかったり(問題発覚当初,水の入れ替えを迅速に行わずそのまま薬品を投入しようとしたり),オリンピックパーク内のカメラが突然頭上から落ちけが人が発生するような事故が起きたり,様々な選手が遭遇したとされる強盗犯罪などの事件・事故が続いているオリンピックは,今世紀で最低のオリンピックであり,ブラジルが三流国家であることを示していると言っても過言ではないだろう。

フジテレビが「リオ五輪 運営めぐる深刻な事故から珍騒動をまとめました。」と題してこれまでの騒動をまとめているが,大会組織委員会のレベルが極めて低いことはこれをみることからも明らかである。

以下,当該記事にあるものを羅列する。

  • オリンピックの公式映像を配信するためのカメラの落下事故
  • ゴルフコースにおけるワニ乱入騒動
  • 女子マラソンでの乱入騒動
  • 緑色の沼プール薬品入れ間違い事件事件
  • 中国国旗デザイン過誤事件
  • ナイジェリア国家取違事件

これ以外にも,麻薬組織との銃撃戦の流れ弾が馬術会場で見つかるなどあり得ない事件が続いていることは,中国で行われた北京オリンピックに比しても酷いと言わざるを得ないのである。

選手に満足な環境を提供できないのであれば開催国として失格である。

この点,米国競泳チームで金メダルを獲得したライアン・ロクテ選手の強盗事件について,狂言疑惑が出ているが,この点も私は本当に狂言なのかは選手が自認しその動機等を述べることがない限り,ブラジル当局の発表を正しいとは判断できないと思っている。

というのも,現地のブラジル人の友人に確認したところ,ブラジルにはFederal,Military,Civilの3種類の警察機能を有する組織があり,Federalは信用できるものの,MilitaryやCivilについては腐敗度が高く,そこまで信用できるかは何とも言えないというのである。

そして,この事件を調べているのはもっとも信頼性が低い,Civilに当たる警察組織であるという。

そもそも,米国の競泳選手に狂言を言うべき動機が判然としない。

他方で,ブラジル人友人の話や米国メディアの報道では,リオ大会組織やブラジルの警察組織は,特に北南米で注目を浴びている本件事件についてその信頼を回復に必死であるようで,狂言として治安が悪いわけではないというアピールをしたいためにきちんと捜査をしていないという声もあるようである。

いずれにしても,この事件が本当であるか否かは別として,現に他の選手や観客の生命・身体に危機が及んだ自体に発展している事件が存在することは事実なのであって,リオ大会についてはリオ大会の運営委員会の責任およびリオを選んだIOCの責任は極めて重い

大会期間中にIOCの理事がダフ屋行為で逮捕されることは前代未聞の大失態であろう。

ロシア選手のドーピング問題が取りざたされているが,ロシア選手の疑義を追及し,避難できるだけの資質をIOCは有していないと言っても過言ではない

オリンピック予算の問題,エンブレム問題,さらには贈収賄問題などが取り正されている東京五輪ではあるが,老害のような爺様連中をしっかりと排除して4年後に臨まなければ,我が国の名声は著しく傷つくであろうこと明らかである。

私が特に頭にきたのは,次のニュースである。

棒高跳び銀のラビレニ、表彰式でもブーイングされ涙

ロンドン五輪の同種目で金メダルを獲得しているラビレニは、IAAFのコー会長をはじめ、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ(Thomas Bach)会長、男子棒高跳びのレジェンドでIAAFの副会長を務めるブブカ氏から激励された。

決勝で無名だったブラジルのチアゴ・ブラス・ダ・シウバ(Thiago Braz Da Silva)に敗れて五輪連覇を逃したラビレニは、表彰式の終了をもって悪夢のような24時間を終えた。

フランスのテレビ局の取材でコー会長、バッハ会長、ブブカ氏と言葉を交わしたことを明かしたラビレニは、「不快だ。フェアプレーの精神が欠落している。ブラジル人全員がそうではなかったということは強調したい。それでも、僕は前に進む」とコメントしている。

決勝で最後の試技に備えていたラビレニに対し、ブラジルの観客は耳障りなブーイングややじを浴びせた

これ程不快な話はないだろう。

はっきり言って民度の問題である。ブラジル国民の民度は三流としか言いようがない。

このような話はどこかの隣国でも起こりそうな話ではあるが,決して2020年の東京でこのような事態は起こってほしくない

オリンピック開催国としての能力がなかったとブラジルのような三流国家の誹りを受けないことはもちろん,やはり日本は最高の競技環境を提供してくれるというような選手本位の大会を開催することこそがオリンピック開催国となってしまった日本の責務であり,重い十字架を我が国は背負わされてしまった

やはり,「さすがは東京!」とロンドン五輪のように世界から賞賛されるためにも,最も支持率が低かった元総理大臣が長を務めるような旧態依然としたメンバーが牛耳っているような現在の組織員会のメンバーの総入れ替えをし,多くの日本人から信頼を受けるようなメンバーが今後リーダーシップを果たしていかなけれならないのではないだろうか

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