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天皇陛下のメッセージから、日本国民として思うこと

8/8  15時 、天皇陛下がビデオレターにて現在の御心境を語られました。メディアは「生前退位の御意思がにじみ出るものだった」報じました。

私は1978年生まれで、戦争も御成婚も知らない世代ですが、天皇陛下と皇后陛下の生き様にはただ恐れ入るばかりです。戦争という歴史を昭和天皇の後継ぎとして背負い、美智子様を民間より受け入れて、今もお二人で手を携えていらっしゃいます。1959年の御成婚以来、50年以上新しい天皇家の姿を作られてこられたことに、敬意を表さずにはいられません。
そんな天皇陛下が、新たな思いを口にされました。

ビデオレターを全て拝見しましたが、象徴としての務めを果たせないなら、天皇の位にとどまるべきではないと私には伝わりました。

象徴としての天皇。憲法には以下のように書かれています。

日本国憲法第一条 天皇は、日本国象徴であり日本国民統合の象徴であって、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。

憲法によれば、天皇の地位は私も含めた日本国民の総意に基づくとあり、象徴としての在り方もまた、国民の総意に基づくものであり、天皇ご自身の意思で決められるものではありません。だからこそ、天皇陛下は、主権者である我々国民に思いをお話し、理解を求められたのだと思います。あくまで、決めるのは国民なのです。

私は天皇陛下と皇后陛下の笑顔が大好きです。全てを包み込むような優しいお顔です。あの笑顔が日本の象徴というならば、日本という国はもっと思慮深く、強い愛情を持っている国にならなければいけないと思います。両陛下は神ではなく人間です。我々と同じです。象徴としてのご自身の振る舞いについて、熟慮されたに違いありません。その思いに感謝し、より良い未来のために自分はどう生きるか、何を子供たちに残すべきか。日本国民の1人として、私も改めて考えたいと思います。

生前退位については賛否両論あると思いますが、いずれにしても、両陛下が御心安らかに過ごされることを願っております。

恩田聖敬

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