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SMAP解散報道のあり方とオリンピックの放送

昨夜の11時頃にサイゾーウーマンが他のメディアを先行する形で報道されたSMAP解散報道であるが,私は当初あまり信じていなかったものの,この報道は大スクープだったようである。

(当時のツイート)

ただ,この報道のあり方を見ていて気持ち悪いのは,この報道が14日になるまで一切他のメディアでは報じられず,14日になって報道各社が打ち合わせをしたかのように一斉に報じる横並びカルテルという戦前のような旧態依然とした情報統制の闇が残っている点である。

欧米であれば,個人のパパラッチなり,情報を得たらそこを契機として追随報道がされるというパターンであろうが,日本は追随というのではなく,ある一定時刻になって情報統制がされていたかの如き報道が,所詮単なるエンターテイメントニュースであるにもかかわらず,横行しているのであるから,我が国は本当に自由主義国家であるのかといつも不安になってしまう

この報道のあり方を見ていると,主要メディアは何らかの事務所なり何かの意向に従っているのであり,そこに我が国のエンターテイメントの闇を感じてならない

私は,芸能情報に堪能ではないが,本件についての"感想"(私見というにも値しない程度の感想程度のもの)を言うならば,本件の本質は事務所の対応等を含め,各人において一度傷ついた信頼関係が修復できない程度にまで進んでいたということであろう。

前回の解散報道の際,意味も分からない謝罪を何のためにさせられたのかとは傍から思っていたが,あのように意に反する行為を強制していたのではないかと思われてしまう様な不自然な"謝罪"なる行為を行っていた時点において,信頼関係は修復できない程度に進んでいたと考えられる。

いずれにしても,傍観してみていれば,育ての親といわれた飯島氏という人を排除して,そのまま平然と当該事務所で活動を継続することの方が人間としての義理を欠くと感じるのが自然な流れなのであって,私は今回SMAPを解散したいと言ったメンバー数人は人間として他に比してより優れているのではないかと感じている。

仮に,今後の報道が,解散したいという"メンバー数人"を特定し,それらのメンバーを批難するような報道がなされれば,いよいよ我が国のテレビ業界が異常であって,これらのテレビ等の主要メディアに対し視聴者毅然とした態度で自己の知る権利の保全をしなければならないのではなかろうか。

そこまで我が国の主要メディアが腐っていないことを祈るばかりである。

もっとも,冷静に考えると,40歳を過ぎたオッサンがアイドルとされている日本の"芸能界"の方は異常なのであって解散すること自体は,減価償却がない棚卸資産とされる芸能人であっても,やはりSMAPとして継続していくのには限界があり,解散は年齢的にも時間の問題であったというべきはなかろうか。

Twitter上ではSMAP解散に関連するツイートが多数あり,落胆する声も多かったが,私は,卓球男子団体第一回戦で水谷選手を苦しめたポーランドのイケメンであるJAKUB DYJAS(ヤクブ・ディヤス)選手でも見てキャーキャー騒ぐ方が健全だと思う。

なかなか中国系の選手やアジア系の選手以外台頭していない卓球という競技の中で,解説者も評価していたが,手足の長さを利用して,銅メダリストの水谷選手を苦しめ,丹羽選手を圧倒的なパワーとギリギリまで粘って打ち込むプレーは見ていて爽快だったし,凄かった。まだ20歳の選手であり,今後台頭する選手ではなかろうか。

丹羽選手を下した時に,胸を叩いて喜んでいたが彼が繋ぐかどうかでこの試合が決まる(第5試合に行くかどうか)という中,相当のプレッシャーだったのだなと感じた。オリンピックは日本人選手が仮に負けていても,やはりトップアスリートの戦いなので見ていて本当に面白い。

なかなか海外の選手の活躍などはオリンピックの放送では,放映権の問題で各社なかなか報じない(放映料の関係で報じる価値がないということかもしれないが)が,オリンピックの醍醐味は,日本人選手と戦う他国の選手にどのような人物がいるのかなどを知るという点にもある。

NHKは小刻みにSMAP解散の報道を挟んできていたが,単なるアイドルグループの解散が速報を打ち,オリンピックの生中継を一時中断してまでNHKが報道する性質の話なのか再度他のメディアとの違い,公益性について検討してもらいたいものである。

他のメディアと横並びの報道であれば,視聴料を徴収してまで存在する意義はないのではなかろうか。

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