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東京の通勤電車は「耐えられないほうが正常」 依然として高い混雑率、解消される日は来るのか

朝からウンザリ…

朝からウンザリ…

人によっては仕事そのものより辛いこともあるのが通勤電車だ。ラッシュ時にすでに人であふれそうな電車に乗り込むのはウンザリすることこの上ない。会社に着くまでに体力が削られてしまう。

7月31日、はてな匿名ダイアリーに「皆、通勤電車って耐えられてるの?」という投稿が寄せられた。投稿者は「毎朝の通勤電車が耐えられない」と訴える。現在、平日に東京都心のオフィスに1時間ほど通勤しているが「とにかく無理だ」という。

「人間らしい暮らしをしたい人はあんなの乗らない」「人生の浪費」

投稿者はその理由に「大勢の人を見るのが嫌い」な点をあげる。

「大勢の人がまるでルーチンワーク、ベルトコンベアーのように電車に乗って、駅で降りていく様が耐えられない」

そして、「なんで皆、通勤電車に耐えられてるんだろう。発狂しないんだろうか」と疑問を投げかけている。投稿者は、今通勤電車に乗っている人は「慣れている人達」であって、辛くなってしまった人は「既にリタイア(社会、人生から)」、もしくは東京にいないために目立たないのではと思いを巡らせている。

投稿者のこの考えには、「そうだと思うぞ。おれリタイヤした組」といった肯定する声が多く寄せられた。

「あの奴隷運搬列車になんの疑問も抱かないとしたら頭おかしいよ。人間らしい暮らしをしたい人はあんなの乗らない」
「俺は耐えられなくてやめたしそんな人周りにもいっぱいいる」
「7年くらい耐えたのち、脱出した。ほんとうによかった。あんなもん、人生の浪費」

実際、「耐えられるようになった」という人も「最初の2年ぐらいは発狂しそうだった」と振り返る。今は「自分では気づかないが多分人間らしさの一部分を失ってるかも知れないという思い」があるといい、「耐えられないほうが正常」と語った。平然と乗っているように見える人も、そうなるまでの過程は大変なようだ。

結局移住するしかないのか、大阪や名古屋はまだ全然まし

では、通勤電車から抜け出した人はどのような手段を取ったのだろうか。多くあがっていたのは、「自転車通勤」「徒歩通勤」に切り替えたという意見だ。

「比較的空いてる路線の空いてる時間帯だけど、毎日は耐えられないので雨の日以外は自転車通勤に切り替えた」
「会社から徒歩五分のところに引っ越したら、家賃は少し高くなったけど、通勤時間が激減して自分の時間が増え、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)は格段に上昇した」

また、通勤電車といっても「地元の混み具合ならなんとか」という意見があった。時間がかかっても電車が空いているのであればそれほど苦にならないということだろう。

8月1日には2ちゃんねるに「満員電車とかいうけど、大阪って東京に比べたら全然混んでないよな。朝のラッシュ時でも」というスレッドが立っている。スレ主は、

「ちょっと人が多くて座れないかなレベルでしかない これなら勤務するなら大阪の方が数倍楽だと思った」

と語っている。国土交通省の2015年度の各都市圏の電車の混雑率のデータ(pdf)を見てみると、平均混雑率は東京圏の31区間で164%、大阪圏の20区間で124%、名古屋圏の8区間で134%となっている。やはり三大都市圏であっても東京の混雑率は際立っている。

とはいえ、自転車通勤や引っ越し、転職が誰にでも出来るわけではない。新たな都知事となった小池百合子氏は政策に「満員電車をゼロへ。時差出勤、2階建通勤電車の導入促進」と掲げている。その実現を切実に望む人も多いだろう。

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