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ポケモンGO!で、ひきこもりはスマホ購入へGO!

■うつ病や自閉症に

僕の事務所(officeドーナツトーク)のスタッフS君がポケモンGO!リリース日にさっそくダウンロードしてプレイしていたので、なんとなく僕もダウンロードしてみた。

大阪第1ビル地下の食堂街にある飲み屋でダウンロードしたため、地下のせいかどうかはわからないのだが大海原に放り出され最初は途方に暮れたのだが、地下から移動すると何とかポケモン1匹ゲットできた。

このポケモンGO!はアメリカを中心に交通事故等のトラブルも起こしているらしいが、うつ病回復に効果ある等のポジティブな側面もあるらしい(「ポケモンGO」がうつ病や不安神経症を改善する 精神医学の専門家「前例ない効果」)。自閉症の子どもにも、よい影響があるようだ(米で「自閉症の子供がハイタッチ」 専門家「十分な見守り必要」)。

リリースは昨日だったので、今朝、早起きの僕は布団の中でiPadを起動させ、さっそくポケモンGO!ってみたが、自宅マンションのまわりにモンスターはいるらしいがそれは自宅を出てそのポイントまで近づかなければどうやらゲットできないようで、まさか朝の4時半から布団から出るのもいやだったからそのままにした。

なるほど、とにかく家から出て、街のあちこちに潜伏するポケモン達をゲットするのがこのゲームの基本なのだ。

家の中で、ちまちまゲーム機をいじっていてはまったくゲームは進まない。これがAR(拡張現実 Augmented Reality)っていうやつで、大きなメガネを被って家の中でプレイできるVR(仮想現実 Virtual Reality)とは違い、とにかく世界=外に出ていかなければならない。

VRはCGで世界そのものを巨大メガネの中につくってしまうが、ARは現実世界を少し「加工」する。現実世界に出て、少し加工された現実世界内を体験する。とにかく「出る」ことからそれは始まるようだ。

■ARの効果

こちらから世界に飛び込む。

ポケモンはどうやら神社に多く生息するようで、当事務所スタッフのS君が興奮して言うには、「住之江区(大阪市)の小さな神社にも小学生がウヨウヨ集っていた!!」らしい。

神社はニンテンドウが(共同制作のアメリカの企業ナイアンティックも)狙って設定したエリアなのだろうが、現実の出雲大社なども警戒しているという(ポケモンGOを出雲大社が禁止した 国内外のこんな場所でも)。

ちなみにナイアンティックはGoogle系のベンチャー企業だそうで、そんなのを知ると、Googleの地図アプリとメールアプリとニンテンドウ必殺ソフト「ポケモン」が融合した究極のエンタメ監視社会アプリだとこのポケモンGO!を位置づけることもできるが、まあそもそもGoogleが世界を支配した15年前くらい前から監視社会は完成しているので、監視社会提唱のM.フーコーも涙ではあるが、もはや仕方がない。

そこのところ(監視社会云々)はこの際諦め、このアプリがもつ「外に出る」という基本機能は、うつや自閉症以外にも当然「効く」であろう人々がいる。

もちろんそれは、ひきこもりの人たちだ。

■ひきこもりは意外にスマホを持っていない

さっそく、オタクから支持を集める麻生財務相がそのことを指摘している(「引きこもりが外に出る」と麻生太郎財務相、ポケモンGOを語る)。さすがだ、どうか財務大臣どまりでいてくれれば失言癖もご愛嬌ですむので、もう野心は捨ててほしいと麻生ファンたちは願っているだろう。

2ちゃんねるではこのゲームのひきこもりへの効果は否定的なようだが、なんでも否定するのが2ちゃんねるなので、まったくアテにはならない。

まあ、鬱や自閉症の方たちへの効果と同じで、効く人には効くだろう。

僕は個人的には、◯◯療法的心理療法よりは、はるかに効くような気もする。効くというか、ひきこもり脱出への「きっかけ」としては、変な専門家も通さず自力で(自主的モチベーションに支えられて)トライできるという意味で、また楽しんで外に出ることができそれは神社等の意外に地味な場所が中心ということもあり、結構効果があるのでは、と思う。

また、ひきこもりの大部分は1人で外出できる人たちなので(部屋に閉じこもりっぱなしの人は1割もいない)、彼女ら彼らが自然に外出できるチャンスをさらに得ることができるという意味で、いいことだ。

それよりも実は、ゲーム好きと言われるひきこもりの人たちは、意外にスマホそのものを持っていなかったりするので(精神科医の斎藤環さんなども指摘している)、他者とのコミュニケーションツールとして代表的な存在であるスマホを持つことができるという意味でも大きい。

最近は格安スマホもたくさん売っているので、ひきこもりの子どもを持つ親御さんは是非この機会にスマホを子どもに与えてほしい。心配しなくても、ひきこもりの大部分は課金行動には出ず、基本無料のままささやかにポケモンGO!を楽しむはずです。

そういえば前述のスタッフS君も10年にわたってひきこもりを体験してきたが、少し前に(仕事で必要となり)スマホに変え、ポケモンGO!をなにより楽しんでいる1人だ。★

新幹線のなかで記事を書きながらポケモンGO!してたら、キャラはずっと走っている。
新幹線のなかで記事を書きながらポケモンGO!してたら、キャラはずっと走っている。

※Yahoo!ニュースからの転載

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