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ユッケ食中毒。さっそく規制に乗り出す民主党政権の愚?

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ユッケを食べて男児が死亡するという痛たましい事件が起こった。不幸な出来事というしか他はないし、ご両親の気持ちを思うと心が痛むばかりである。

しかし、冷静に考えれば子供に生肉を食べさせるという行為というのはかなりリスクが高いはずだ。

時代の違いはあるとはいえ、思えば、僕は子供のころは母親に肉は徹底的に焼く(煮る)ように指導された。本来は生肉とは(特に子供にとっては)それくらい警戒すべきものであるように思える。(あまり関係ないが、レディガガの着た生肉ドレスは死ぬ危険もあるらしい。)

今回の事件を受けて子供に生肉を食べさせるリスクを改めて多くの人が認識した一方で、リスクを犯してもおいしいものを食べたいという欲求が人間にある限りは、生肉(あるいは生焼けの肉)を食するという文化が長期的に見て衰えることはないだろう。

それで十分だと思っていたが・・・・

市場への介入が大好きで目立ちたがりの民主党政権がさっそく対応に乗り出すらしい。

生食用食肉の扱いの規制強化を 蓮舫氏
「外食産業がデフレなどの影響で、ずいぶん状況が変わっている。もう少し現実的な対応を取るべきだ」と述べ、生食用食肉に対する規制を強化すべきだとの考えを示した。
(産経新聞より引用)

デフレと今回の食中毒の明確な因果関係があるようには思えないが、とりあえずなんだかんだ理由をつけて公権力を行使して目立ちたいらしい。

ちなみに食中毒による死者数はバブル崩壊以降、低位安定を続けている。また、食中毒の患者数ベースで見ても以下のとおりである。(件数ベースでは平成10年前後に大きく増加しその後減少)



確かに以下のとおり、どうも今まで生食用の牛肉の基準というのは現実的にはないに等しい状態だったようで、そういった中で今回の事件を受けて政府がなんらかの対応を取りたいと思うのはわからなくはない。

ちょっと待って!お肉の生食
厚生労働省は、「生食用食肉等の安全性確保について」の通知で、生食用食肉の衛生基準を示していますが、平成20年度にこの通知に基づいた生食用食肉の出荷実績があったのは、馬の肉・レバーだけでした。牛肉については国内と畜場から生食用としての出荷実績はなく、一部生食用として輸入されているものがありますが、その量はごく少ないものと考えられます。また、鶏肉は生食用の衛生基準がありません。したがって、牛肉、鶏肉は、生で食べると食中毒になる可能性があります。(東京都HPより引用)
しかし、一件の事件を取り上げてヒステリックに規制作りに走とすれば、その政府の姿はどこかで見た光景である。そう、こんにゃくゼリー騒ぎとそっくりである。

こんにゃくゼリーの危険性は餅や飴よりも少ないというのに、ヒステリックな政府によって規制が作られてしまったのは記憶に新しい。

ちなみに肉類及びその加工品が平成22年の食中毒の原因に占める割合は6.4%。(生肉単独のデータはなし)
魚介類(貝類が約半分を占める)や野菜類(きのこがかなりを占める)より少ない。
年間の件数では80件ほどだ。(ただし人数ベースでは800人程度で魚介類に次ぐ)

大騒ぎするほど、食中毒が頻繁におこっているわけではないように思える。そう考えると今回の件を受けて急遽規制によってなんらかの制限を加えようという政府の姿勢は場当たり的で疑問に思えてくる。

chudoku2

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