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わが子がいじめに! 学校側にどう伝える?

作家 内藤みか コラムニスト 石原壮一郎 文=大塚常好

自殺などが起こるたびに大きな社会問題となる、いじめ。近頃は担任の教師や学校、教育委員会側も未然に防ごうと神経を尖らせ、また校内に悩み相談ができるスクールカウンセラーを配置するなど、それなりに対策は立てられている。しかし、いざわが子がいじめのターゲットにされたらどうするか。

「まずは電話で事実を把握するために学校に相談するのがセオリーです。いじめた生徒を呼び出すなどして詳細に調査してもらえないか打診してみましょう。その後、必要であれば、学校へ足を運んで直接担任と面談し、状況説明と今後具体的にどんな対策を立てるかを説明してもらいます」

とは、長男がかつていじめ被害にあった経験がある、作家の内藤みかさんだ。

親としては心穏やかに対応するのは難しい案件だが、できるだけ冷静に、感情を抑えるのがポイントとなるという。でないと、モンスターペアレントの烙印を押されるだけだからだ。

「大人力」シリーズの著書で知られるコラムニストの石原壮一郎さんも、いじめを見落としていた担任を攻撃してやり込めても意味がないと次のように語る。

「親の話を一切聞かない問題教師は別ですが、学校の窓口となる担任の先生を敵に回すのは得策ではないと思います。戦う相手は、いじめの首謀者です。仮にいじめへの対応がこちらの要望を十分に満たさないものでも、そこは、あくまで『頼りになる存在』として扱う。ダメな部下をおだてたり褒めたりすることでやる気にさせる上司のような戦略が有効でしょう。教師との協力関係を構築するためには、やはりウソも方便なのです。そのうえで『先生が理想とされている学級経営のためにも、早めに対策を打ったほうがよいかと思います』と依頼するといいのでは」

とはいえ、担任に相談してもいっこうに埒があかないこともある。

「そんなときは直接、校長や理事長など偉い人へ手紙を書くといいでしょう。それでもダメなら、法務局や東京弁護士会が設置する『子どもの人権110番』に相談します。ケースによっては、弁護士などが学校へ同行してくれることもあります」(内藤さん)

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