記事

AKB48・横山由依と向井地美音が選ぶ注目メンバー:切り開く次世代と礎の世代

(C)2016「DOCUMENTARY of AKB48」製作委員会 今、まさに世代交代が成されているAKB48グループ。第1回の総選挙と、先日行われた第8回総選挙でどちらも『神7』入りを果たしているのは、渡辺麻友しかいない。特に今回の総選挙では、若手メンバーの躍進が目立った。

AKB48のドキュメンタリー映画第5弾『存在する理由 DOCUMENTARY of AKB48』でも、世代交代は重要視されている。グループの基幹となる部分を作り上げた9期までのメンバーと、『AKB48に憧れて入った』世代と言える10期以降のメンバーでは考え方が違う。第2章に入ったAKB48を支えていくのは誰か。『国民的アイドル』の顔を担うのは誰か。そして、新しいAKB48を築いていくのは―。総監督の横山由依に『今、注目しているメンバー』、次世代センターの向井地美音には『憧れのメンバー』を、それぞれ3人ずつ挙げてもらった。

横山由依が選ぶ『今、注目しているメンバー』


村山彩希(むらやま・ゆいり) AKB48チーム4 13期生

ゆいりーは今回、総選挙に立候補はしなかったんですけど、でもそれは本人にすごく深い考えがあるからなんです。彼女は劇場公演が大好きで、毎日劇場に立っていたいという人。2日前にあるメンバーが出られなくなった時、初めてやる公演のセットリストを自ら覚えてきたりと、口だけじゃなく『好き』という気持ちをちゃんと行動で示してくるんです。『シアターの女神になりたい』という夢があるから、とにかくシアターでがんばりたいという子です。「公演が好き」と言うメンバーはたくさんいますが、それをきっかけにAKB48の歴史に名を残したいというメンバーはいまだかつていませんでした。そういうメンバーなので、私はすごく応援しているし、全力でサポートしたいと考えています。

宮崎美穂(みやざき・みほ) AKB48チームA 5期生

みゃおは『次世代センター』と言われていた人。今回の映画の中でも本人が言っていますが、いろんな理由があって選抜に選ばれなかったりして、下を見ざるを得ない時代が結構あったんですね。でもまた最近、トークの面白さや、昔から光っていたパフォーマンスなどを生かして前に出てくるようになって。大人になったんだなという感じがします。上も下も全部見ているからとても視野が広いし、AKB48のことをすごく考えています。選挙に関しても『こんなに最近プッシュしてもらっているのに、ランクインできなかったらどうしよう』と悩んでいたりと、私たちの象徴のような考えを持っています。みゃおは中堅としても、がんばってもらいたいと思います。


(C)2016「DOCUMENTARY of AKB48」製作委員会

向井地美音(むかいち・みおん) AKB48チームK 15期生

みーおんは、入ってきた時からメンバーの間で『がんばってほしいね』と言われていました。だから今回、満を持して『翼はいらない』のセンターになったことがうれしくて。みーおんはしっかりしているというか、チャンスをもらってもふわふわせずきちんと周りが見えていて、地に足がついているんです。それでいて向上心があり、センターとしての自覚もある。AKB48が好きだからこそ長く続かせたいという気持ちが、本当に伝わってきます。私は今、みーおんと一緒の現場になることが多いんですが、それがとても幸せで。みーおんが来てくれたことによって、追い風が吹いていると思うんです。これからも自分らしく、のびのび楽しくやってくれたらいいなと思います。

向井地美音が選ぶ『憧れのメンバー』



小嶋陽菜(こじま・はるな) AKB48チームA 1期生

AKB48に入る前から、ずっと憧れの人です。小嶋さんのステキなところは、美しさや歌のうまさとかいろいろありますけど、いちばんすごいのは常に自分らしさを持っていること。小嶋さんにしかできないことがたくさんあるんです。例えば今回の総選挙に出た『にゃんにゃん仮面』なんて、絶対に小嶋さんしかできませんよね。それを自分でよくわかっていらっしゃって、いかにファンの方に楽しんでいただくか、常に考えているんです。今回、総選挙で卒業を発表されましたが、本当に寂しいです...。最後がいつになるかはわかりませんが、その前に総選挙選抜で一緒に歌えることがとてもうれしいし、一緒にいられる間にいろんなことを学び取っていきたいと思っています。

横山由依(よこやま・ゆい) AKB48チームA 9期生

メンバーがどんな立場にいても、横山さんは全部その気持ちをわかってくださるんです。先輩とも後輩とも交流が深くて、私自身も研究生の頃からすごく気にかけてもらってました。何より背中を見て学べることが多いというか。誰よりも努力を惜しまないところがすごいです。何年も続けていながら努力を忘れないって、とても難しいことだと思うんですね。でも、いつ見ても誰よりも全力だし...って、『誰目線での意見?』って感じですけど(笑)、そういう横山さんがいることでとても励まされるんです。「横山さんがあんなにがんばっているのに、私がこんなんじゃダメだ」と思うし、それは私だけじゃなく、どのメンバーも感じているはず。横山さんがリーダーなのは、AKB48にとって大きなことだと思います。


(C)2016「DOCUMENTARY of AKB48」製作委員会

柏木由紀(かしわぎ・ゆき) AKB48チームB/NGTチームNⅢ 3期生

パフォーマンスという面では、やっぱりゆきりんさんには憧れます。映画のインタヴューを観て驚いたんですが、「歌詞を全て書き出して、主人公の感情を考えて反映させる」とおっしゃっていて。そこまでやっているからこそ、今みたいなパフォーマンスができるんだなと思います。誰よりもアイドルとして人を惹きつける力を持っていらっしゃるので、そこも憧れます。私がAKB48として初めて出演したのが『パジャマドライブ』公演なんですが、それはもともとチームBのオリジナル公演だったんですね。資料として動画を見せてもらった時、『Two years later』という暗くて切ない曲でのゆきりんさんに衝撃を受けました。力強さの中に切なさのある歌とダンスで、私もすごく引き込まれたんです。

卒業する者、牽引する者、切り開く者。先輩への敬意と、後輩への叱咤激励で、AKB48は新陳代謝を続ける。だからこそここまでの10年、彼女たちは色あせなかった。これからの10年もまた、AKB48の進む道がアイドルの新たな軌跡となる。







YUI YOKOYAMA
横山由依 1992年12月8日、京都府生まれ。2009年、『AKB48第六回研究生オーディション』に合格し、研究生となる(9期生)。2010年、チームKに昇格。その後、チームA→チームK→チームAと異動する。2014年、高橋みなみより次期総監督に指名され、2015年末に就任。現在、AKB48グループ総監督兼チームAキャプテン。ニックネームは『ゆいはん』

MION MUKAICHI
向井地美音 1998年1月、埼玉県生まれ。2002年、子役としてデビュー。『アンフェア』シリーズでは佐藤美央役を演じる。2013年、『AKB48第十二回研究生オーディション』に合格し、研究生となる(15期生)。2014年、チーム4に昇格。2015年にチームKへ移籍、センターを務める。44thシングル『翼はいらない』センター。ニックネームは『みーおん』




『存在する理由 DOCUMENTARY of AKB48』

企画/秋元 康
監督/石原 真
出演/AKB48ほか
7月8日(金)より全国公開
http://www.2016-akb48.jp/
(C)2016「DOCUMENTARY of AKB48」製作委員会

あわせて読みたい

「AKB48」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    クロ現「日本の防衛」報道に驚き

    中村ゆきつぐ

  2. 2

    加計で総理批判する国民に疑問

    青山社中筆頭代表 朝比奈一郎

  3. 3

    笹子トンネル事故に"新事実"判明

    週刊金曜日編集部

  4. 4

    小林麻央 2年8ヶ月ガンとの戦い

    渡邉裕二

  5. 5

    "保守化"を認められない老人たち

    城繁幸

  6. 6

    外務省は韓国の告げ口外交許すな

    tenten99

  7. 7

    田原氏語る共謀罪強行採決の理由

    田原総一朗

  8. 8

    石破氏 自民党は議論の自由ない

    『月刊日本』編集部

  9. 9

    中田宏氏 私も秘書に暴言吐いた

    中田宏

  10. 10

    麻央さん死去 報道の姿勢に苦言

    中村ゆきつぐ

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDまたはYahoo!IDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。