記事

若者のFacebook離れの原因が、すこし違ってたと考える件

こんなんに雨降ってるのに利根川水系はどうなってるんでしょう。水が足りないときだけじゃなく、足りてきたときも報道してくれ、テレビ局。

で、読売新聞でこういう記事出てました。

当然? Facebookから逃げ出す若者たち

書かれたのはわたしのTwitterのフォロワーさんでもある高橋暁子さんでごさいます。フォロワーさんなんですが、ちょっと違うかなと思う点がございまして、本日はあえて突っ込みたいと思うわけです。空気読めません、私。

一方、Facebookを使い続ける中高年たちは、評判のレストランでの食事の感想を書き込んだり、楽しかった旅行の様子を報告したりと、自らのリア充ぶりをアピールする。そんな中高年の自慢話に若者たちがウンザリし、Facebook離れがさらに進むという具合だ。

これ、3年も前に自分も書いた推測で、だいたいどこの分析でも書かれている。が、かなり外れていると思うんですよ。

2011年7月に書いたヤツ
Facebookとmixiは、ある意味、おっさん対おねーちゃんの戦いなのだ

Facebookでリア充になりきる簡単なやり方

2014年1月に書いたヤツ
【論文付き】Facebookの利用で若者は不幸になり、おっさんは幸福になるのか?!

このほかにもたくさん書いていて、Facebookに若者がいないのはオッサンのようにリア充が少ないのでという感じで書いていますが、実はいまはそれは間違っていたと考えております。(正座)

正しくは

オッサンとおねーちゃんではリア充の尺度が違う

っていうことだと思うんですよね。

若者と女性比率が非常に高いInstagramこそリア充自慢の極地

利用者がTwitterを光速でブッコ抜いてもう5億超えているはずと推測を書いていましたら、先日リリースが出ました。

Instagram、ユーザー数5億人突破。わずか9カ月で1億人増

同サービスのユーザー数が3億人を超えたのが2014年12月、9カ月後の2015年9月に4億人、それから5億人に到達するまでも9カ月ですから、その勢いはまったく鈍化していないことになります。サービス開始からわずか6年足らずでこの数字は、親会社であるFacebookに勝るとも劣りません。

ソーシャルの2強は同じ会社であるFacebookとInstagram。しか〜し、全くユーザー層が異なっているわけです。Facebookはオッサン、Instagramは20代女子。なんども書いてるけど日本の20代女子の4割がMAUです。

いわゆるネット系のインフルエンサーでFacebookでいくらフォロワーが多くても、Instagramで多くのフォロワーを抱える人ってほとんどいないんですよ。日本の普通の人でも数十万人くらいのフォロワー抱えている人がいるのに、

はあちゅう 23700
ホリエモン 17600
山本一郎隊長 1054
恥ずかしながら私 2332

自分なんてGoProとTHETAとCM10を駆使してもこのフォロワー数です(写真頑張ってるからフォローしてね)。これは何を意味するかというと、

若者層とオッサン層の価値観の遊離

の証明だと思うんです。しかもソーシャルで威張ってるオッサンでInstagramをちゃんとやってる人は殆どいないから、Instagramがどれだけリア充自慢かが分からない。はっきり言うけどFacebookの1000万倍くらいリア充自慢です。しかもFacebookみたいにたまに自慢するんじゃなくて、全ての写真がリア充自慢です。でないとフォロワーが増えない。

また、Facebookでのリア充のアピールは、フランス料理店のディナーコースだったり、高級割烹の海鮮だったり、ハワイのコンドミアムからの展望なわけですが、Instagramは

スクリーンショット 2016-06-24 13.07.51
こんな素敵な写真が撮れる私ってリア充!!

というものなのです。ここには「ヘルシー」とか「自然」とか「健康」とか「美」とか「旅行」がキーワードになっていて、キーポイントは「金かければいいってもんじゃない」っていうことになっています。
たとえ原価500円の手作りお弁当でも、綺麗に丁寧に作ってあって、それを非常に綺麗に撮っていればフォロワーは増える。たとえ高級フレンチでもスマホで適当に撮ったものはだめなわけですね。
Instagramでフォローされるのは

毎日でも見たい写真を上げる人

なんで、たまに渋谷のフレンチのフォアグラとか上げられてもだめなんす。毎日フレンチとか、かなりゲップ。それより


こういうのが高い評価を受けます。朝から鮎って凄いなとは思いますが、写真がとにかく綺麗。

旅行写真も同様に、金かけて豪華ホテルより、ビーチで戯れたり自然と遊ぶようなロハス系のほうが評価が高い。ギャル系女子も安いながらも必死にメイクして一番いい笑顔を投稿するとたくさんいいねがつきます。つまり、「楽しく綺麗に生きてるかどうか」がリア充の評価軸であって、金が一杯あって贅沢だけどデブは全くだめなんですよ。スポーツと自然が好きでヨガもやってるとベスト。

基本は「健康的に自然に生きてる」っていうことになるので、不健康に深夜まで呑んでるアカウントは芸能人でも無い限り、人気ありません。

おっさんと若者の評価軸の違い

おっさんの評価軸は

1 いままでの人生が充実していたか(過去形かよ・・・)
2 仕事に役立つか
3 ウンチクを仕入れられる(どこが美味いとかいろいろほかにも)
4 理屈をこねたい。討論したい

なんですが、若者の評価軸は

1 いまが楽しくて充実しているか
2 健康的で旅行好きか
3 美というものを理解できているか
4 論争はしたくない

だと推測できるんです。Facebookで若者の評価軸をアピールしても反応は薄い。で、おっさんの評価軸をInstagramで展開しようとしても、ビジュアルだけなのでできません。www
つまり、若者は自分たちの評価軸をより表現できるソーシャルに移ったわけですよ。

Facebookはテキスト中心の文化であり、必死に動画の機能もつけてはいますが、Instagramにはそもそもかなわない。しかしInstagramは画像と動画の文化で、荒れることもない。

別の評価軸を持った若者がFacebookから去ったのは当たり前だし、それを見越してInstagramを安いうちに買収したザッカーバーグって凄い。Twitterがスナップチャットにも抜かれたのは「議論するには短すぎるのに荒れる」「画像投稿して自慢したら荒れる」みたいな中途半端なテキストサービスだからで、やはり設計がそもそもPC用で古いのが致命的かなと思っています。

Instagramをちゃんとやってなくて、FacebookとTwitterだけでソーシャルを語るのは、今の時代、もうタブーなのかなと思いますよ。

ところで舛添さんの唯一の実績と言われる「東京防災」のKindle版が無料だって知ってます。地震の時に本なんて持って逃げられないですよ。ダウンロードして今歩に入れとくのが吉です。通勤の時とかにぺらぺら見ておきましょう

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