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AI(人工知能)の音楽でヤル気が出た⁉︎

「音楽療法」というフレーズを時折、耳にします。音楽療法学会の定義はここにありますが、一言で言うと、心の病を癒したり、元気づけたりするために音楽を意図的に使うということでしょうか。

そのための専門家がいるわけですが、実は「あなたの脳機能を改善する音楽」というのをネットで体験しました。米国のBrain.fmというサイトがあって、そこでは一般人向けに仕事の能率を上げる<Focus>、ゆったり瞑想などをする<Relax>、昼寝や就寝用の<Sleep>の3モードに対応する音楽を提供しているのです。

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いわゆる「音楽療法」とは印象が違います。しかも、その曲はAI(人工知能)が生成したオリジナルなものだそうです。興味を惹かれて早速、試聴したわけです。

このサイトを知ったのは、Futurismというサイトに掲載された<There’s An AI That’s Making Music to Improve Your Brain Function>という記事からでした。長文かつ脳科学という不得意分野なので最後まで読む元気が出ないな、と思ったところだったので、迷わず仕事に集中するための<Focus>モードを選択します。聴くのはヘッドホンかイヤホンがオススメとあります。

すると画面には<What type of focus are you looking for?>と出て、小説を読むなどの<Relaxed>か、勉強したり、働いている<Intense>のどっちかを選ぶよう指示されます。まあ、一応、難しい記事を読んでる途中なので、<Intense>を選びます。

と、途端に地の底から湧き上がってくるような、そしてちょっとオドロオドロシイような曲が流れ出しました。音質は悪くありません。時間は30分、1時間、2時間と設定できるようですが、当方は無料お試しなので30分のみです。で、画面上は音に合わせた波形が左から右へ流れていくだけなので、先のFuturismの記事に戻って最初から読んでメモを取ることにしました。

「AIを使って音楽を作り、あなたの脳のパフォーマンスを上げる。神経のエンターテイメントで、不安を減らし、集中力を高め、不眠症を軽減する」というのが冒頭の要約。

以下、本文では「音によって脳を刺激し、同調させる」「これは新奇で型破りなセオリーで、脳波がアコースティックなサウンドに反応するかを中心に置いたものだ」「基本的なアイディアは、あるサウンドは脳にとても特殊な反応を誘発させるというものだ」ーーー等々、結構、ややこしい説明がダラダラと続きます。

しかし、なんとか投げ出さず、読み進めます。すると音楽による脳の反応は、どうやらelectroencephalogram(EEG=脳波図)で確認出来ると、13年間、研究に携わってきた開発者たちは説明してるとのこと。まあ、難しい単語も続々ですが、なんとか続きます。

で、AIをどのように使っているかですが、強引に意訳すると、ある音楽の部分に脳波がどう反応するかをEEGで参照しつつ、人間が曲を作ると、かっては30分の曲に1週間もかかったが、彼らがSongbotと呼んでいるソフトウェアエージェントを使うと、音楽の部分、部分をEEGを参照しつつ組み立ててスムーズに曲が構成されるということのようです。そのことを、開発者たちは「神経科学者の脳と音楽家の魂を持つAIだ」と言ってるとかなんとか。そうして創られたパターン別の曲の一覧も掲示されています。

このようにややこしい話を、このサイトの音楽を聴きながら投げ出さずに済みました。テーマが興味深かったせいか、この特殊音楽のおかげか、はたまた、音楽が効いてると”自己暗示”をかけてたせいかは判然としませんが。少なくとも、英語読解の邪魔にはなりませんでした。

この後に<Relax>バージョンも聴いてみました。こちらは確かに、<Focus>の場合のように突き上げてくる感じはなく、なんとはなしに、気分がゆらゆらする感じです。画面には「幸せは地位や小切手で得られるのもじゃない」などと、舛添さんに聞かせたいようなセリフがゆっくりと流れていきます。

サイトのQ&Aのページを見ると、大学の神経科学者とも連携して開発を続けていて、3万5千人以上の顧客とともに作業してきたとあります。まだパイロット段階としていて、誰でも7回までは無料で試せますが、何回でも聞ける有料版もあって、割安の永久版は299,99ドルだそうです。

そのうち、子供の学習増進に使う父兄が出てきて人気になるかも、ってふと思いましたが、どうでしょうか。

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