記事

LINEの上場(IPO)で見るべき3つのデータ

1/2

ついにLINEの上場 / IPOきましたね。田端さん、おめでとうございます。リクルート上場時より有価証券報告書の読み込みがヘビーだった気がしますが、TheStartupの栽培マン読者の皆様にもわかるよう、私がここだけは着目しておくと良いのではないかというデータを3つ揃えましたので、ご覧ください。

スクリーンショット 2016-06-10 21.31.09

想定公募時時価総額は5,879億円。田端氏持分は1.2億円

まずはいつもの株式周りの話から。

公開日発行済株式総数:13,476,200株
想定価格:2,800円
想定公募時時価総額:5,879億円
2016年1Q調整後当期利益:37億円
2016年TS予測調整後当期利益:160億円
2016年TS予測調整後当期利益適用PER:35倍

*「調整後」とは後述するが、株式報酬費用とMix Radio関連損失などを除外し、LINE事業単体の数字とし、その数字をベースに評価するのがたしからしいと判断した。

業績に関しては2016年1Qから微増していくと仮定した。TS予測PER35倍はLINEがメディア企業であることを考えると、決して割高ではない。メディア企業として類似を置くと、2016.6.10終値でカカクコム時価総額4,486億円/PER28倍、サイバーエージェント時価総額3,616億円/PER26倍。

VCは入っておらず、親会社NAVERの持分が87%。日本人では出澤CEO、舛田CSOが0.05%、森川元CEOが0.03%、我らが上級執行役員田端信太郎氏が0.02%という持分となっている。(全てストックオプション)

想定価格で換金すると仮定すると田端氏持分は1.2億円。

それにしても韓国勢が株式持ちすぎじゃないですかね。日本人にとっては夢がない数字だと思ったのは私だけでしょうか。

必読データ①:「調整後」EBITDAと当期利益を見よ

スクリーンショット 2016-06-10 20.22.15LINEのPLを「普通に」読んでしまうと、あれ?売上の割りに儲かってなくない?と見えてしまう。むしろ2015年赤字ですねと。

私が知る限りではありますが、インターネット銘柄の有価証券報告書では見ることが稀なのですが、営業費用で本業と少し関係ないものを「調整」して、ピュアなLINE事業の数字のみに置き換えたものが「調整後」のEBITDAとなります。

スクリーンショット 2016-06-10 19.34.05スクリーンショット 2016-06-10 19.34.25この辺がそのロジックとなります。「株式報酬費用」「MixRadio関連損失」の2つが主に大きな費用となっています。2015年など株式報酬のみで106億の計上ですから、PLへ大きな影響がありますよね。

そういった会計上の事情を除いていくと、2016年1Qは調整後EBITDAでは利益率20%を越えてきています。

あわせて読みたい

「LINE」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    セブンの生ビール販売中止は正解

    ヒロ

  2. 2

    「人殺し大臣」発言に懲罰はなし

    和田政宗

  3. 3

    「ドラクエ式」が被災地で大活躍

    中妻穣太

  4. 4

    山本太郎氏の品位欠く罵声に呆れ

    早川忠孝

  5. 5

    小室圭氏留学 皇室パワー利用か

    NEWSポストセブン

  6. 6

    川上量生氏の独白 都が裏取引か

    おときた駿(東京都議会議員/北区選出)

  7. 7

    枝野幸男氏「私こそ保守本流」

    キャリコネニュース

  8. 8

    川上量生氏「批判は私が受ける」

    川上量生

  9. 9

    ゲーム没頭する子供にすべきこと

    不登校新聞

  10. 10

    田原氏「麻原彰晃はマジメな男」

    田原総一朗

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。