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食べログに中傷コメントを書かれたら・・・の対処手法について

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写真は本文と関係なくて単にイメージです。美味しいとこです。ww

先日、ネット上で話題だったコレ

「食べログ」情報 削除認めない判決確定

最高裁まで上がって確定したので、今後日本の裁判ではこの方針が確定したのですが、文章だけ読むと

「料理が出てくるまで40分くらい待たされた」などと否定的な内容を書き込まれ損害を受けたとして、サイトを運営する東京のインターネット関連会社「カカクコム」に店の情報の削除を求めました。

とある。報道によっては不利な情報だけ消すように食べログを訴えたのかと思ったら、NHKの放送を見るとその「店の情報自体を削除するように」ということなので、

うちの情報を食べログに掲載するな

ということ自体、認められないということでしょう。

食べログ訴訟「口コミ」には影響なし…裁判所が削除を認めなかったのは「店舗情報」

弁護士ドットコムの解説も、口コミを消せならまだしも、店舗情報自体を消せは認められなくて当たり前、と解説しています。

2審の札幌高等裁判所でも、「飲食店を経営する以上、社会的に妥当な『口コミ』であれば損失があっても受け入れるべきだ」として退けられている。ということは、「この映画見たけどつまらなかった」とか、「この本読んだけど駄作」とか、「ここのシャツ買ったけど縫製最悪」とかSNSとか自分のブログに書いてもいいってことです。それが事実ならばですよ、もちろん。

自分もブログでいろいろ書いてるが、いままでほとんどこうしたクレームは来たことがない。もちろん事実以外は書かないように気をつけているわけですが、「新スタートのドラマ、「MOZU」が原作「百舌の叫ぶ夜」と無意味にかけ離れて意味不明な怒りをどうする」というエントリー書いたときには、業界関係者と名乗る匿名さんからメールで「脚本のことも知らないで書くな云々」という長いクレームメールをいただきました。
アホか。一視聴者がなんで業界の裏側を汲んでテレビ見ないとあかんの。だからこんなでたらめなドラマになるんだよと思った。大恥やん。

はっきりいうと、この北海道の飲食店さんはやり方を間違えたのである。Facebookに誰かが「アソコの店いったけどまずかった。サービス最低」ってデタラメ書いたとしてFacebookに「あいつのアカウント凍結しろ」「あいつのコメント削除しろ」とクレーム入れても相手にされるわけない。

ましてや、インターネットの黎明期にあった「勝手にうちのサイトにリンクするな」みたいなのは失笑ですな。あと、勝手にリツイートするなとか、勝手にシェアするなみたいなヤツもね。話が飛んでしまった。ww

ネットにデタラメ書かれた時の正しい対処法

まあ裁判の北海道の飲食店が、本当に料理が出てくるまで客を40分くらい待たせたのであれば、こんなもの削除させるよりその点を反省して改善したほうがいいと思う。「おいしくない」と書かれたそうだが、おいしくなくて出てくるのに40分かかれば普通に潰れますがな。たとえ食べログがなくても・・・www

しかしググってみると「食べログ潰せ」「食べログは死んでしまえ」の大合唱である。だいたいは飲食店経営者のようで、大半は「客に嫌がらせ書かれた」「ライバルに嫌がらせ書かれた」みたいなのが多い。しかし、食べログがなくなってしまっては使ってる自分を含めたユーザーは困る。だって本当にひどい店に間違って入りたくないもん。で、そういう場合「うちの店は掲載するな」というのが間違っているのです。またはネガティブコメントを消せとサービス側に言う方もおかしいのです。

アマゾン「中傷レビュー」投稿者の発信者情報開示を命じる判決

AmazonのKindleで2回1位になって、この間ランキング対象で2016年上半期でビジネス本で3位に入りました(↓ 一応証拠!!)わたしが語りますが、普通に読んでどうだったというネガティブレビューならいいのですが

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「自分のデバイスのOSが古すぎて読めないから」

とか、わけのわからない理由で低評価を付ける頭のちょっとアレな方が一定数います。一般の商品でも「配送が粗くて箱が潰れていたので」とか、なかには「説明には書いてあるが見落として買ったらサイズが違っていたから」とか、本当にモンスターピアレンツっているんだなぁってことを彷彿とさせるようなレビューがあります。
しかし実はAmazonは本についてはこういう勘違い的なものは依頼をかけると削除に応じてくれます。わたくしの本に付けられた「自分のデバイスのOSが古すぎて読めないから」」というレビューは瞬殺してくれました。

しかし上の判決でも出たように、仮に事実と違う悪質なレビューが食べログに書き込まれたのであれば「掲載自体をやめろ」というイミフな勝つ訳のない裁判を起こして、逆に「そんなこと言ってるアホな店の経営者は誰だ」とググられてしまうより、

嫌がらせをしているヤツを突き止めて告訴

のほうがずっと早くて確実なのです。ただし上の裁判事例のように「まずい」と書かれてもそれは各お客さんの受け取り方次第だし、料理が出てくるまで40分というのもそれがウソとは立証できないでしょうから、無理っぽいですね。
一応、方法としては・・・

1 裁判所に仮処分申請

まずこうした案件に慣れている弁護士さんを探して依頼する。パソコンも使えない爺さん弁護士さんとか無理ですから・・・・。
そして裁判所に「ウソの悪口書いているヤツのIPアドレスや情報を公開するように」サイト運営会社に命令する仮処分を申請する。誹謗中傷などは現在ではすぐに仮処分が降りるそうです。これ、急がないと古くなるとサーバに情報が残っていませんので注意です。

そうすると上記の判例のように、Amazonでさえ、書いた個人を特定するIPアドレスなどの情報を開示してきます。IPアドレスでプロバイダがどこだが分かるし、レビューを書いた正確な時間もわかるわけなので、次はその情報を元にプロバイダにユーザーを特定する開示請求を出すわけです。プロバイダは×月×日×時×分×秒にこのWebサービスに指定のIPアドレスから接続した個人を特定します。ほぼ特定できますよね。

次にその個人に対して、穏便に済ませたいなら弁護士から内容証明を出して「これこれこういう理由であなたの書き込みは違法です。すぐに削除しないと訴えるよ」と警告する。徹底的にたたきのめしたいのなら、「名誉毀損」とか「営業妨害」で刑事告訴と賠償請求するわけですね。刑事告訴は警察はなかなか受けてくれないので、だいたいは民事かな。

ほとんどのケースでは相手は弁護士から内容証明で「訴えるから覚悟しとけ」と来たらビビって謝罪するでしょう。「よーし、受けて立つ」という場合、相手も弁護士に依頼するだけで費用もけっこうかかるし大変だから。でも中には、というより相手に本当に正義があって、しかも裁判大好きだみたいな人に当たると、そこから本気の裁判になって、逆に相手がなにも違法性がないことが証明されれば大恥で逆に告訴されちゃうリスクもあります。

ここだけの話、ブログに書いた内容で相手の弁護士から「削除しないと訴える」という内容証明が来たことがあるんですが、相手の弁護士さんは依頼主の話をちゃんと聞いておらず、こちらが「あなたねぇ・・・違法なのはそっちでしょ。理由は××・・受けて立ちますよ」と相手の弁護士さんに言いましたら「申し訳ありません。確認不足でした」となって謝罪文をもらったことがあります、私。

そんなわけで、食べログを訴えた北海道の飲食店さんは、そもそもネットというものを分かっていないし、聞く耳持たない頑固な方だったと思うんでありますが、裁判に何年も費やすより、40分待たせないオペレーションを作る方がよほど楽ちんなんだと思うんですが、どうですか

わたくしの一押しの種子島のこの焼酎(Tシャツまで持ってます)。ソーダで割るといくらでも飲めます。小さい酒蔵なのにセブンイレブンのバイヤーさんがブログを読んだのか、急にセブンにはいるようになって驚きました。しかし近所のセブンイレブンでは売り切れのまま・・(自分も2本買ったし)でまたAmazonや・・・種子島の帰りにトランクに入れて超過料金7000円も払ったのはなんやったんや!!

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