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ミサイルを寄せ付けない戦車登場!その先は?

平和な日本のゴールデンウィークに水を差すようですが、中東では今も戦闘が続き、毎日のように何十人単位で死んでいると伝えられます。

そうした悲劇的な戦闘が続く中、たまたま、こんな映像に出会い、戦慄しました。

軍隊の装甲車や戦車を、赤外線誘導ミサイル、対戦車ミサイルなどから守るという技術が進化している様子を示すものです。

これは、イスラエルの国営軍事企業ラファエル(Rafael)が開発したTrophy Active Protection System (APS)と呼ばれるもので、イスラエル軍では今年1月末から軍用車両に搭載、運用試験を始めているそうです。

そして、米海兵隊のRobert Walsh中将は、先月中旬の米議会上院軍事委員会海軍力小委員会の聴聞会で、「米陸軍が4基のTrophyシステムをリースして、装甲車のストライカーと戦車のM1A2に搭載してテストを行う計画で、海兵隊も、戦車のM1A1の何台かを、Trophy対応用に改修中だ」と証言したと、米海軍研究所発行のUSNI Newsが伝えています。

どういう仕組みか。このUSNI Newsや、これを取り上げたDigital Trendの記事を総合すると、二通りの機能があるようです。

一つはActiveモードで、装甲車や戦車に取り付けた特殊センサーが向かってくるミサイルを感知し、ミサイルが至近距離に達したところで砲弾を発射し、的確に撃ち落とすというものです。Walsh中将は「あまりに高速な場合は十分な対応は出来ないかもしれない」とも述べたそうです。だから実験するということなのでしょう。

もう一つはSoftモードで、これは戦闘機に搭載されているのと同じく、向かってくるミサイルが標的を見失うように、アルミ箔のjammerを撒いて、ミサイルをそらすものだそうです。

これとは別に、Walsh中将によると、海兵隊は、米軍車両に向けてミサイルを打ち込もうとしている敵を事前に見つけるための無人機システムにも投資を続けているとのこと。

ただでさえ、普通の銃弾を撥ねつける上、ミサイルも寄せ付けない機能までつけた無敵の戦車、装甲車って、乗っている兵隊にはいいかもしれないけれど、その脅威に晒される側を思うとひどくアンバランスな非人間的な感じがする。いや、戦闘そのものが非人間的なことに違いないんですが・・・・・

こうした、自軍兵士を強固に守る軍事技術革新の行き先は、だいぶ前から言われている、戦闘はいずれ、非人間同士=ロボット同士になるという説は、存外、正しいかも、と妄想に繋がってしまいました。

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