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原油続騰。中東情勢が下支え

4月8日のNYMEX WTI 原油先物は大幅続伸し、前日比$2.49高の$112.79/bblで引けました。引け後の時間外取引は$113/bbl台前半です。

特に新たな材料はありませんが、中東・アフリカ情勢を背景に原油相場は堅調を続けます。高値による消費減退懸念や中国の景気減速懸念などは、今のところ中東・アフリカ情勢やドル安に打ち勝つほどの弱材料とはなっていませんね。

リビア内戦で内陸部に戦火が拡大して油田への被害が明らかになるにつれ、リビア原油の供給障害が長期にわたるとの見通しで原油相場は支えられています。

港湾施設などと違い、内陸部の被害状況は全貌が明らかになるのに時間がかかるため、なかなか完全には市場に織り込み済みとなりません。

一方、シリアでは引き続きデモ隊に死傷者が出ており、イエメンのサレハ大統領は湾岸諸国による調停案を拒否して混乱が長期化する様相です。

また、ナイジェリアの国政選挙は一部地域で再延長するなどごたごたが続きます。大統領選挙も始まりますが、反政府運動の動きは要警戒なようですね。

3日続伸で上放れのような形になっている原油相場ですが、このまま$120/bblを目指すのでしょうか。

2008年の大相場での上昇局面では$10/bbl程度の修正安の後には$20/bblの上昇というパターンが続きましたから、3月半ばの下げからの反発とすると$115/bbl目標という感じもしますが……

引け後に米国商品先物取引委員会(CFTC)が発表した4月5日時点の建玉報告によると、ヘッジファンドによるWTI 原油先物の買い越し幅は前週比2.2%増と3週連続での増加です。

総取組高も前週比3.3%増と2週連続で増加しており、資金の流入がうかがえます。

3月の修正局面では減った取組高が、再び史上最高水準に向かっているようですね。

NYMEX WTI May $112.79/bbl ( +2.49 )
20日移動平均: $105.73 ( +0.74 )
ボリンジャーバンド
 +2σ: $113.50 / -2σ: $97.95
 幅: $15.55 ( +1.48 ) / 100日平均: $11.39
ボラティリティ
 24.13 ( -0.16 ) / 100日平均: 26.60

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