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自動走行車に立ちはだかるやっかいなもの

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自動走行車が実際に実用化されるためには、技術が進歩すればいいというだけではありません。自動走行車が事故を起こした際にいったい誰が責任を取るのかとか、スムーズに車の流れに乗るために、最初から少しは道路交通法に違反した運転をするプログラムが許されるのかといった問題もあります。さらにもうひとつ、これも結構ハードルが高いと感じる壁が存在しています。それは自動運転車を完全に信用出来ない、怖いという心理です。ThechCrunchの記事が全米自動車協会が行った調査結果を紹介していましたが、なんと回答者の75%が、「自分が乗った自動走行車に運転を任せるのは怖い」と答えたというのです。受け入れるとしたのは20%に過ぎず、残る5%は空飛ぶ車が出るのを待つという結果だそうです。

アメリカ人は自動走行車を怖がっている | TechCrunch Japan

記事では「Googleのテスト車のような完全自動走行車が、人間の介入なしに近くを走り回るという発想に慣れきるまでにはまだ数年かかりそうだ」としていますが、習慣や文化、また法律が整備されるのに数年というのはいかにも超高速スピードという感じがします。

たとえば、今は各社がしのぎを削って開発してきているADAS(先進運転支援システム)と呼ばれる半自動運転システムでも、車線離脱警告や、車線維持システム、および適応型クルーズコントロールといった機能は半数のひとが信頼できるとしていますが、自動緊急ブレーキシステムを信頼している人はわずか44%で、自動駐車システムを信頼している人は36%にすぎなません。

その感覚のほうが自然ではないでしょうか。道路脇から突然歩道を渡り始めたダミー人形を跳ね飛ばさずに止まったのは6車種のなかでは、スバルだけだったという実験もありました。以前は、自動駐車システムがついていた車を持っていたのですが、利用したのは最初の一回目だけでした。勝手に動くのが怖かったからで、この恐怖心を払拭するに足る信頼が根付くためにもかなりの時間なり工夫を要しそうです。

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