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Amazonが誹謗中傷プラットフォームじゃなくなる日はくるのか?

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絶大なる経済力で、デパ地下で半額になっていた松阪牛買って朝から焼肉定食作っちゃったぞ。

それはそうと、昨日からAmazonの誹謗中傷レビュー裁判の件が話題になっている。

アマゾン「中傷レビュー」投稿者の発信者情報開示を命じる判決
http://news.livedoor.com/article/detail/11400405/

この件、友人・知人から個別にメッセがいっぱいきた。Facebookの画面を開くと(そう、実はTwitterもFacebookも自分へのメッセージ以外、あまり見ないのだ)、やはり話題になっていた。

ちょうど大学の研究室宛に久々に脅迫状が届き(たまにある)、それなりにどんよりとしていたところだったので、一服の清涼剤のように思えたが、とはいえ、あまり明るい気分にもならなかった。

いや、画期的な一歩ではある。Amazonの日本法人が裁判で敗訴するというのは珍しいわけで。今後、誹謗中傷レビューが削除されたり、抑制されるキッカケにはなるだろう。

ただ、「ダサい話だなあ」と思う。ふと考えた。Amazonは何屋さんなのだろう、と。そうだ、そういえば、誹謗中傷プラットフォームじゃなかったんだ、と。もともとは、書籍の通販から始まった、ECサイトである。まあ、今は音楽や動画の定額サービスのようなものもやっていて、モノだけではなくコトを売るプラットフォームだと解釈しているのだが・・・。なぜに今まで、裁判で負けるまでこの手の問題を放置していたのかと思う。いや、「放置」は言い過ぎかもしれない。レビューが消されたのを何度か目撃したことはあるような。

たとえば、書店で書籍を、デパートやスーパーに行って商品を見たとき、明らかに商品と関係ないような「この著者の鼻はでかくてゴルフボールが入る」なんていう口コミ情報がPOPで「消費者の声」として載っていたら、どう思うだろうか。そんなお店で買うのは、ダサい。

もちろん、消費者が声を発信できる時代を否定するつもりはない。その手の誹謗中傷や、逆にステマ的な礼賛も含め、すべてこの世界で起きてしまっている問題ではある。

ただ、そんなイタズラ書きに満ちた「売り場」を放置していたAmazonは相当罪深い、野蛮な企業だと思う。TSUTAYAや紀伊國屋書店にそんな「口コミ」という名の落書きがたくさん貼りだされていたら、嫌だ。行くだけで傷つく店には行きたくないのだ。この手の裁判が起こる前に、なぜレビューの健全化に取り組まなかったのか。

これでは、誹謗中傷プラットフォームではないか。

そして、Amazonの日本法人が裁判で負けたところで、誹謗中傷プラットフォームは他に移行する。いや、多様化する。例えば、最近、物書き業界の仲間と飲むと悪口と悪い噂しか聞こえてこないNews Picksなどもそうである。なんでも、D社から優秀な記者たちが移ったそうで。良いコンテンツをつくるという努力は認めるが、あの意識高い系の誹謗中傷の巣と化しているのはいかがなものか。というわけで、我々は次の誹謗中傷プラットフォームについても監視をしなくてはならないのだ。

話を戻すと、Amazonの件にしても、詳しくわかっていないが、簡単に異議申し立てできるわけでもなく、情報開示請求などをしなくてはならないようで(この辺。詳しくないので教えてほしい)。膨大な誹謗中傷レビューも、ステマ的礼賛レビューもずっと残されるだろう。まあ、これもまた人間の生きてきた証、愚かさの証かもしれないのだけど。今後、情報開示請求などにより、実は誹謗中傷などを行っていたのが、社会的地位のある人たち、著名な人たちだったということが明るみに出るとこれまた社会的なインパクトがあるわけだけど。久々に自分の本のレビューみたら、数が減っていた。いや、この件がある前に落ちていたのかもしれないが。

まあ、Amazonで誹謗中傷されたくらいで何かを書きたいという情熱は失わないし、荒らすのは暇人なんだろうなと思いつつ。

Amazonが日本市場に革命を起こすのではなく、単に荒らしているようにしか見えない瞬間があるわけで。このような裁判が起こる前に、クールな売り場を目指して、変わっていて欲しかったな。

さて、暇じゃないので、仕事に復帰。みんな、俺のブログは息抜きにしろよ。働けよ。勉強しろよ。

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