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国民とともに進む

3月27日に開かれた民進党結党大会では、「安倍自民党に代わる政治勢力を」という共通の思いを持って駆け付けてくださった4人の来賓のご挨拶が心に沁みました。

  まずは連合会長の神津里季生さん。「民主党政権が瓦解(がかい)したのは、そのガバナンスのつたなさによるものだったのであり、社会保障と税の一体改革をはじめ、民主党政権でなければできなかった数々の理念・政策・施策はしっかりと引き継がれるべきです。まちがっても目先の人気取りで魂まで失うようなことがあってはなりません。」おっしゃる通りです。肝に銘じたいと思います。

  続いて脳科学者の茂木健一郎さん。「およそ成熟した民主主義国家で、政権交代が期待できないということは、ありえないのです。しかし、日本の民主主義は政権交代がなくて続くということに、あまりにも慣れ過ぎていた。今、世界はイノベーションが起こり、次から次へと新しい動きが出てくる中で、政権交代ができない社会風土というものは、われわれを未来に連れて行ってくれないのです。」改めて政権交代可能な日本をつくる責任の重さを痛感しました。

  3番手は東京大学教授の大沢真理さん。「安倍政権のもとで実質賃金はつるべ落としに低下しました。民主党政権下では、100の指数を保っていましたが、今現在は94のあたりを行ったり来たりしています。これだけ短期間に、6%も実質賃金を低下させた政権は過去にありません。」アベノミクスは明らかに失敗でした。だからこそ、安倍政治にストップをかける政治勢力が必要なのです。

  最後にSEALDsの奥田愛基さん。「国民の声がないのに議員が頑張っている時は、たいがい良いことは起こらないんです。逆に、国民の声が上がっているのに政治家が応えないというのは、とても悲しいことです。昨年、僕が国会の中央公聴会で話した時、僕の目の前で与党の議員の方は眠っていました。果たして『国民の政治離れ』なんでしょうか。それとも、『政治の国民離れ』なんでしょうか。」本質を突いた鋭い指摘でした。こうした若者の感性も真摯に受け止めなければなりません。

  4人のご意見は、国民の様々な声の一部でしょう。声なき声にも真剣に耳を傾けながら、国民とともに進む「民進党」でありたいと思います。そして、スティグリッツやクルーグマンといったノーベル賞学者の意見はありがたく拝聴するが、「保育園落ちた」という匿名の母親の声は黙殺しようとした安倍自民党とは、厳しく対決していく決意です。

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