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ロボットが雇用奪う?「自分の職は大丈夫」8割=米調査

 米国人の約3分の2は、ロボットやコンピューターが今後半世紀のうちに人間が現在やっている仕事の多くを奪うと予想している。だが、自分自身の仕事は奪われないと考えているようだ。

 調査会社ピュー・リサーチ・センターは、労働力の自動化を世論がどう予想しているかに関する新たなリポートを発表した。それによると、「多くの米国人(およそ3分の2)は機械が人間の雇用のかなりの部分を奪うと予想しているが、それを上回る80%の人々は自身の職業ないし専門的職業がおおむね変わらずに維持され、50年後も今の形で存在していると予想した」という。

 これはかなり大きな食い違いだ。それは恐らく、多くの労働者にはもっと差し迫った懸念があるからかもしれない。ピューの調査によると、ロボットに仕事を奪われることを懸念するよりも、より低賃金の労働者、広範な業界のトレンド、経営ミスによって仕事を奪われることを懸念する人の方が多かった。

 リポートの主執筆者であるアーロン・スミス氏は、「ロボットによる自動化は、人々が漠然とした将来に起こるだろうと感じていることだ。しかし、それが必ずしも自分ないし自分の子の雇用の見通しに影響するとは考えていないのだと思う」と述べた。

 ピューの調査で明らかになった主な内容は以下の通り。

・ロボットおよびコンピューターが50年以内に現在人間がやっている仕事の多くをこなすように「絶対になる」と予想した米国人は全体の15%だった。

・50%は、「恐らく」こなすようになるだろうと予想した。

・逆に、ロボットおよびコンピューターが50年以内に現在人間がやっている仕事の多くをこなすように「絶対に」ならないか「恐らく」ならないと予想したのは、全体の3分の1弱だった。

・自分の仕事が50年後も今の形で「絶対に」存在すると予想した労働者は全体の3分の1強だった。

・44%は「恐らく」存在すると予想した。

・逆に、50年後に自分の仕事が今の形で「恐らく」ないし「絶対に」存在しないと予想したのは合計18%だった。

 回答は、世代、学歴や収入によって多少割れた。50歳未満で世帯収入と学歴が比較的高い人は、機械の台頭について少し懐疑的だった。

 職業的なバックグラウンドも回答に影響を及ぼした。調査からは、単純労働ないし肉体労働に従事する人々の中には、既に自動化で雇用を追われた人や、そういった人を知る人がいることがうかがえた。

 一方、政府、教育および非営利の部門の仕事に従事する米国人は、ロボットに仕事を奪われない自信をより多く持つ傾向にあった。これらの仕事の従事者の約85%は、半世紀後も同じ仕事をしていると予想。ロボットが人間の雇用の大半を奪うと予想したのは7%にとどまった。大手および中小企業の従業員で、ロボットが人間の雇用の大半を奪うと予想したのは約13%だった。

By JEFFREY SPARSHOTT

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