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人工知能ワトソンとスマホで会話する時代が来た!

グーグルが開発した人工知能(AI)「アルファ碁」が、世界チャンピオンのプロ棋士イ・セドル九段(韓国)との5局戦で2連勝したとのことです。

囲碁は出来ないし、かって、IBMのディープ・ブルーがチェスチャンピオンのガスパロフ氏を負かしたこともあったしで、最近の流行語とも言うべき「AI」の進化は凄いから、そういう結果になったんだなあ、というゆる〜い印象しかありませんでした。

頭が思いっきり”文系”に育った当方には、ソフトバンクのロボットPepperにIBMのAIコンピュータ・ワトソンが搭載された、などというAI関連のニュースに接しても、それで、日常生活がどう変化するかを具体的にイメージできないでいましたので、ピンと来なかったのでしょう。

しかし、たまたま、今朝、目にした、日本でもお馴染みのアウトドア衣料ブランド、ノース・フェイス(The North Face) が、自社のモバイルショッピングアプリにIBMのワトソンを使うというニュースに触発され、サイト内でBETA版を操作したら、一挙にAI活用が身近に感じられました。

スクリーンショット 2016-03-11 14.32.03

まずは米国のNorth Faceのパソコン用サイトに行くと、こういう画面が出ます。

スクリーンショット 2016-03-11 14.36.52

ここで、ジャケット&ベストを選んだとすると、その下で、フード付きかそうでないかなどのスタイルや色などを選んで行く仕掛けです。

まあ、サイト内には無数のアイテムがあるので、こうして選んでも商品の写真が山ほど出てくるので、スクロールダウンして値札を見ながらチェックしていく必要があります。

そこで、上の写真の右端にある<SHOP WITH IBM WATSON>をクリックします。それであらわれるのが<YOUR PERSONAL INTELLIGENT SHOPPER BETA>と書かれた1枚目の写真です。

で、ジャケットを選んでこのBETA版ページに入ると、「どこで何の目的で着るのか」「使う時期は何時か」「着るのは男か女か」などの質問に答えると6種類が「HIGH MATCH」として表示されました。値札付きです。そこから「色」や「詰め物はダウンか合成繊維か」「スリーシーズン型か」などの質問に答えて最終的に「おすすめ」が決まるシステムです。

無数の製品を見比べながら、画面を行ったり来たりする必要がないので、確かに楽です。試したパソコン用のBETA版では文字入力でしたが、先のMobile Commerce Newsの記事によると、モバイル版ではこうした流れをワトソンとの「音声会話」ですべて処理するとのことです。スマホの画面を見ないで選択を絞り込み、最後に「おすすめ」の一点か数点が画面に現れるんだそう。

そのスマホアプリが登場するのは4月だそうですが、記事では「この途轍もなく賢く強力なAIコンピュータが小売り環境に登場するのは初めてのケースだ」と記しています。

思い起こせば、今から半世紀近くも前の1968年公開の映画「2001年 宇宙の旅」では、「IBM」のアルファベットを一字づつ前にずらして名付けた「HAL」9000という名称のAIコンピュータは宇宙船の乗員と会話していました。

それがスマホでだれもが可能になる日が来るなんて、当時は、夢にも思わなかったなあ。

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