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リビア情勢(アフリカ調停の失敗)

アフリカ連合のリビア調停団の訪問については、昨日もカッダーフィ側がその工程表とやらを原則合意したと報告しましたが、その後代表団(マイナス団長の南アフリカ大統領)はベンガジを訪問し、国家移行評議会議長などと会談していました。

このベンガジでの会談について本日の外電はいずれも、アフリカの調停失敗と報じていますが、そもそも反カッダーフィ側は当初から、カッダーフィの追放を含まない如何なる調停案も飲めないとしていたのですから、今更失敗もないものです。

そもそもの疑問は、このように内戦が(かなり激しく)戦われていて、特に未だ一方の側が(反政府派)がカッダーフィの退去なしには休戦にも応じられないとしていた以上、初めから成功の可能性はゼロだったもので、どうして彼らがこんな猿芝居をしたかが問題となります。

勿論国家評議会の方でも初めから会談しないという政策もあり得たと思いますが、そこは矢張り国際社会の前で和平反対派とのレッテルを張られることは避けたかったのでしょう。
アフリカ首脳の方は、とにかく何かしているというスタンドプレイか(そんな時間があったら、象牙海岸の調停をもっと真剣にすべきだったと思いますがね)、昔のカッダーフィの金か何かの恩義か、とにかくアフリカ連合(これはカッダーフィが、将来アフリカもEUのように統合すべし、という理想主義と言うべきか、それとも現実無視の馬鹿議論と言うべきか、自分が活躍したかっただけか知りませんが、その辺から強引に名前を変えさせた茶番劇です)には、マンデラが居た頃の覇気がないですね。

まあ、客観的に見れば、そのようなカッダーフィのアフリカへの投資(金だけではなくその為に注いだエネルギーも含め)が少しは戻ってきたというところでしょうか?
その点成功するか否かは別として、サーレハの辞任を盛り込んだイエメンに関する調停案を作った、湾岸協力理事会の方がはるかに真面目で、現実の政治に影響がありそうですね。

http://www.aljazeera.net/NR/exeres/0FE8575A-85CB-4C63-BA70-DD21B94BB701.htm?GoogleStatID=1

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