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国民の、国民による、国民のための法律

今から74年前の今日、2月21日は、食糧管理法、いわゆる食管法が制定された日です。戦中戦後の食糧難の時代、配給米以外は買えなくなりました。しかし、配給される食糧はわずかであったため、多くの人々は、違法な闇米を購入していました。

そんな戦後間もない1947年11月4日、朝日新聞に衝撃的な記事が掲載されました。当時、闇米所持など食管法違反事件の裁判を担当していた山口良忠判事が、闇米を買うこをと潔しとせず、栄養失調に伴う肺結核で、33歳という若さで亡くなったことを伝えるものです。

食管法という法律を守り、闇米を拒否した末に亡くなったということで、山口判事の行動に対しては、様々な意見・評価があります。

そもそも、多くの人々が食管法に違反して闇米を買って食べているような状況下で、すなわち、配給食糧のみでは命の危険にさらされかねない状況に置かれている中で、この法律は、はたして正しいものであったのか。

法律家としては、闇米を買うことは緊急避難にあたり、罪とならないのではないか、などと考えますが、政治家としては、むしろ、国民生活の実態にそぐわないこのような法律は改正すべきであったと考えます。

その後、日本は奇跡的な復興を果たし、豊かな社会が実現しました。しかし、国民生活の実態や国民の法感情にそぐわない法律は、まだまだ存在しています。

国会に議席を頂いているからには、そのような法律を一つ一つ改正し、また、必要な法律があれば、議員立法をしてでも作っていく、それが、法律家である国会議員の責任だと思っています。

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