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ベッキー騒動の「全」取材結果 2

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私が読売テレビのバラエティー番組「上沼・高田のクギズケ!」でベッキー担当になったのがおよそ3週間前。
担当になる以上、最低レベル以上の取材はします。なので、私はまず、各局の友人たちに連絡を取り、ベッキーさんの番組の担当者とコンタクトを取ることに成功しました。

週刊文春のスクープ第2弾(川谷君の奥さんのインタビュー)が出た直後でした。

世間は、SMAP騒動に大騒ぎ。ベッキーさんはそこまでフューチャーされていませんでした。で、そこまで何にも考えずにその番組関係者にヒアリングを開始しました。

え?
ん?

その方から聞けた話は、あまりにも世間の認識と違い、ちょっと驚きを隠せないレベルのものでした。
「ベッキー、だまされてただけらしいよ?」
「っていうか、男女の仲にもなってないらしいぜ?」
どういうこと?ホテルに泊まって?世間では、ベッキーさんは完全に「奥さんがいることを知りながら不倫を楽しみ、盛り上がってるバカ」として報道されていました。

どこまで本当のことなんだろうか?

その頃、私は弁護士さんと飲む機会があり、その弁護士さんは離婚訴訟などにかなり詳しい方だったので、思い切って色々と聞いてみました。

「男女の仲じゃないとか、それは関係ないなぁ」

弁護士さんいわく、そもそも
・既婚者と知って交際している事実がある
・常識の範疇で、不貞行為と捉えられる事実(=ホテルに泊まっている)がある
事から、ゲスの川谷君だけではなく、ベッキーさんも完全アウトだ、と。

だよね。

そらそうです。真っ黒じゃん。その後、3週目に、例の大問題に発展する「センテンススプリング」の文春が発行となりました。
ラインのやり取りは完全にノー天気そのもの。
一見すると、不倫を知りながら、お互いを励ます…ダメなバカップルそのものでした。

あぁ、アウト。私の目から見ても…
そう思った時、有名になった「センテンススプリング」の上の部分の会話が目に飛び込んできました。

ベッキー「それに不倫じゃありません!」
川谷「うん!」
ベッキー「略奪でもありません!」
川谷「うん!」

私は、ここに多少の違和感を覚えました。
多少ではあったのですが…職業柄、違和感を感じると「何があるのか」興味がわき、取材をしたくなるのが性分というやつです。

そこで、再び取材を開始しました。今度は別の番組関係者でした。その関係者も「ベッキー、だまされたらしい」という話を知っていました。サンミュージック社が来て、説明していった、と。

「不倫」じゃない?

聞くと、ベッキーは12月の頭から熱心に口説かれ、その時に大きく分けて、2つのことを説明された、というのです。

「奥さんとは完全に別居状態」
「奥さんの方から家を出て行っており、年内には離婚届を提出すればいいだけの状態」

あれ?これって…私は昔、朝の情報番組で自分で行ったスタジオプレゼンを思い出しました。確か…最高裁判断があったような…。

再び、弁護士さんに連絡を取りました。今までの取材経緯を話し、意見を求めました。
「う~~~~ん…」
少し考え込んだ後、弁護士さんが言いました。
「それは、ベッキー、不貞行為には認定されなさそうかなぁ…」

やっぱり!

最高裁判所平成8年3月26日判決。
「完全に夫婦関係が終わってる」と認められる場合、そのどちらかと男女の仲になっても「不貞行為(=不倫)」と認定されない。

もちろん、ベッキーさんは、何の努力もせずに何の確認もせずに疑わなかったら、結局は不倫だ、と認められる可能性が高いそうです。
しかし、弁護士さんはこう解説します。

「彼女、長崎の川谷君の実家にまで連れていかれてるでしょ?これ、普通、信じちゃうよね」

そうです。
ゲスの川谷君は、ベッキーさんをお正月に長崎の実家に連れて行っているのです。そして、ご両親に合わせているのです。
川谷君に近しい関係者に話を聞くと、川谷君はご両親にこう説明しています。

「結婚届は提出したけれど、色々あってもう離婚する」

ベッキーさんが実家に行ってそれを聞いた以上、普通は「信じるに値すると想定できる」と。つまり法律上、ベッキーさんは

「あくまで騙された被害者」

という立場であり、仮に奥さんなどが訴えを起こしたところで、慰謝料を取るところまでは難しいのではないか?という見解でした。



誤解のままだとかわいそうだ


さらに、私は普段から親しく付き合わせていただいている弁護士さん2名に、同様の説明をし、見解を求めたところ、3者とも同じ見解でした。

通常のウソじゃないんです。「わざわざ長崎の実家にまで連れていかれ信じ込まされている」以上、ベッキーさんに落ち度があるとも言い切れないのです。
ここまで取材して、あの日の…最初のベッキーさんの謝罪会見の意味がとても分かってきました。

「お友達であることは間違いありません」

また別の関係者に聞くと、ベッキーさんは「卒論が提出されるまでは『友達』だからね」と念を押していたそうです。
ベッキーさんの中では、川谷君の夫婦関係は完全に終わっており、しかも、別居中で奥さんが川谷君を捨てた存在。

奥さんへの謝罪がない、なんて叩かれまくっていますが、ここまで取材した段階で、
「謝罪なんてなくて当たり前」
であることが分かってきました。だって、夫婦関係は完全に終わっている、と説明されているのですから。また、例のラインも意味が分かってきます。

「それに不倫じゃありません!」
「略奪でもありません!」

私は、今までの取材内容が本物であると…これは勘なのですが、確信しました。
でも、まだ確定ではありません。川谷君サイドも取材する必要があります。



川谷君の周辺を取材する

川谷君の周辺は思ったよりも取材は簡単でした。
川谷君は結構みんなから怒られており、ある音楽関係者に取材をすると、こちらが聞いていないことも親切に教えてくれました。

現在、サイバー警察に被害届を出すところであること。
それだけでは不安なのでサイバー探偵にも依頼しようと考えているところ。

そして何より、今までの取材分を充てなければいけません。私はその方に今までの各局を回って聞いたいろんな「言葉」の裏取りをしようと川谷君本人に充ててもらいました。

結果、上記した表現は、全て「事実」であり、川谷君本人がベッキーさんに言った言葉であることが確認を取ることができました。

ベッキーさんは、だまされていたのでした。しかも、長崎の実家にまで連れていかれ、信じ込まされて。
しかし、その方が話してくれた、以下の話は、さらに衝撃でした。

「なんか、ラインの流出経路、完全に奥さんの頼んだ探偵らしいぞ?」

その方は川谷君サイドの見解を述べているだけでした。しかし、その理由は説得力のあるものでした。単純に言うと
「絶対に知られるはずのない事実が漏れている」
事です。

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