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プレアデス作戦

欧米は、何かオペレーションをやるときに、名前を付けるのが得意です。

ノルマンディ上陸作戦はオーバーロード、湾岸戦争はデザートシールド、デザートストームなど、後世にも語り継がれる名前が付けられました。

そしてつい最近、「プレアデス(すばる)作戦」と名付けられた大掛かりな国際捜査が行われ、日本の警察も参加しました。

DD4BCと名乗る集団が、金融機関やIT企業等のサーバーに、大量のデータを複数のサーバーやコンピュータから送り付け機能を停止させるDDoS攻撃と呼ばれる攻撃を仕掛け、攻撃を停止してほしいなら仮想通貨ビットコインで要求額を支払えという恐喝をする事件が欧米で多数ありました。

(DD4BCとはDDos 4(for) Bit Coinの頭文字だといわれています)

日本でも2015年5月以降、金融機関などがこのDD4BCと名乗る集団にDDoS攻撃され、仮想通貨ビットコインでの支払いを要求されましたが、実際にビットコインを支払うには至りませんでした。

ユーロポール(欧州刑事警察機構)がこの事件に関する国際捜査会議を開催し、警察庁もこれに参加し、日本国内で起きた事件の分析を報告しました。

各国の協力の下、DD4BCの一味がボスニアヘルツェゴビナ国内で活動していることを突き止め、ユーロポール及びイギリス、ドイツ、オーストリアの法執行機関が協力して複数の差し押さえを実行し、ボスニアヘルツェゴビナ国内で被疑者を2名検挙しました。

このプレアデス作戦にはICPO(国際刑事警察機構)、ユーロポール、イギリス、ドイツ、オーストリア、ボスニアヘルツェゴビナ、日本、スイス、ルーマニア、フランス、オーストラリア、アメリカが参加しました。

国境を越えるサイバー犯罪の場合、今後、こうした国際連携がますます必要になりそうです。

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