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TBS「時事放談」の丹羽前中国大使が面白かった

ネトウヨは安倍政権に批判的なテレビ番組がとにかく嫌いだ。
それにしてはよくテレビ番組を見ていて、TBSの番組を必ずけなす。
日曜の番組だと、「時事放談」と「サンデーモーニング」をけなし、「報道2001」を称賛する。
この評価を見ると、番組が右派か左派か分かるようなものだが、それにしても「時事放談」までネトウヨがチェックしているのが可笑しい。 

日曜朝は、以前はサラリーマン向けにもっと知的な政治報道番組をやってたのに、今はどのチャンネルもバラエティーで、政治も芸能も一緒くたに無責任な放言をするばっかりの番組だらけになってしまった。
その分、「時事放談」が異彩を放っている。 

「時事放談」は「放談」という割には硬派で、藤井裕久が出るときは特に見るのだが、今朝は丹羽宇一郎前中国大使が出ていて、いちいち話が納得できて、すごく面白かった。
年金積立金を株式で運用する暴挙について、「国民のお金で博打をしてはいけない」と明確に批判してくれた。
「官僚は、人のカネだからって勝手に博打をやって、職も失わない、給料も減らない。そんな連中が年金を直接株式で運用するなんて、一体誰が責任取るのだ!」と怒っていた。
まったくその通りだ。 

すでに去年、GPIF「10兆円運用損」というニュースがあったが、年金積立金を「ジャンク債」にもつぎ込んでいるというから、もう年金は戻ってこないと考えた方がいい。
今年になって株価はどんどん下がってるから、もっと損失が出るだろう。 

丹羽氏の話で引っ掛かりのある部分は中国の評価だけだ。
中国の株価が暴落しているが、株価と実体経済は違うと言い、中国の実体経済は株価の暴落ほどではないような言い方をしていたが、果たしてそうなのだろうか?
この件では藤井氏の悲観論の方が正しいように思えた。
いくら人口が多くても、今までの中国の経済は外需に依存してたはずで、内需では回らないのではないか?

日本では確実に株価と実体経済が乖離している。
しかも内需で回るはずの日本経済を、わざわざ外需依存に転換しようと政府がしてるのだから、おかしな話である。
外需頼みは発展途上国型の経済であって、日本はそういう段階をさっさと卒業できる国だろうにという思いが消えない。

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