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ゴールドの動きがヘンだ

ゴールドの動きが冴えません。

下はゴールドのチャートですが、まず3回立て続けに付けている1420辺りでの上値抵抗がイヤでも目に入ります。

Gold

それからチャート全体は弓型を描きながらロールオーバー(反落)しそうなカタチになっています。RSIやMACDを見てもかなり以前から退潮が明らかでモメンタムと価格のちぐはぐが顕著です。

ゴールドは通貨への信頼性が崩れる場合に究極の逃げ込み先として避難港(セイフヘイヴン)を提供してきました。

しかし最近はユーロに対する不安も、ドルに対する不安もかなり後退しています。

欧州各国はすでに財政立て直しに取り組み始めています。

今週になって米国では共和党が政府支出の削減の提案を提出しました。「言うは易し」で財政削減を唱えるのはカンタンですが、実際におのおのの支出項目の議論になるととたんに矛先が鈍るのが米国議会の特徴、、、ですから今のところ共和党のこの動議は「ポーズ」の域を出ていないという認識で良いでしょう。

しかしその一方で米国経済が去年夏に追加的量的緩和政策(=いわゆるQE2)を策定しなければいけなくなった当時より、かなり足腰しっかりしてきたことも事実。

であればいつまでも無制限のじゃぶじゃぶ緩和が続くとは期待できません。

この無節操な緩和の恩恵を最もこうむってきたのがゴールドですから、それがここへきて利喰われるのは、してみれば当然のこと。

ゴールドの需給関係を見ると近年大幅な増加を見たのはETFなどを通じた所謂、「財テク」的な買い手だけであり、中長期的に見て最も安定的な需要家であるジュエリー(金細工)の需要は最近、減退気味です。

金

やっぱり短期トレーディング的にはゴールドは「売り」だと思います。

それと景気は「サイアク」から「ボチボチ」へとゆっくり改善しているのだからアルマゲドン的シナリオ下で最も美人に映るゴールドから、インフレ下で最も魅力的に映る原油へと軸足をシフトする必要を感じます。

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