記事

グーグルプラス簡素化、しぼむSNSへの野心

 米グーグルがソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「グーグルプラス」に賭ける野心は劇的にしぼんだ。17日に公開された縮小版グーグルプラスからはそんなメッセージが伝わってくる。

 グーグルプラスは2011年に、SNS大手フェイスブックに対抗して始まった。何億人ものユーザー同士がつながるのを助け、自社にとっては、ユーザーに関する価値ある情報や興味や関心に基づいたデータを収集する上で役立つものを目指した。だが数あるグーグル製品を結びつける中心的な役割を持たせようとした結果、複雑で分かりにくいサービスになってしまった。グーグルプラスに多くの時間を割く人はほとんどいなかった。

 新たなグーグルプラスは、人がつながるというより共通する興味や関心事でつながるようなものになっている。グーグルによると、主要機能は2つだけ。ひとつはコレクションで、サーフィンのような話題や特定の画像タイプといったコンテンツの流れをユーザーが追跡できる機能。もうひとつはコミュニティーで、同じ興味を持った人が集まり、例えばテレビドラマシリーズの「ゲーム・オブ・スローンズ」や絵画といった話題でやりとりができる機能だ。

 新旧バージョンの大きな違いは、特定の話題に関するメンバーの投稿をフォローする一方で、同じメンバーでも別の話題に関する投稿は受け取らないことが可能になったことだ。

 新バージョンから消えた、もしくは消えつつある機能はメッセージサービスの「ハングアウト」、イベント管理ツール、ロケーション共有機能だ。画像をアップロードする機能は残っているが、名前で人をタグ付けする機能は制限された。こうした機能の大部分は独立したサービスとして生き残っている。例えば、新しい画像管理サービス「グーグルフォト」などは成功している。

 グーグルの広報担当者によると、ユーザーの利用データやフィードバックに基づき、今後さらに多くの機能が取り除かれる可能性がある。「共通の関心事を中心に人々が交流する場所になるようグーグルプラスを簡素化している。この狙いからそれている機能は取り除いていく」という。

By ALISTAIR BARR

あわせて読みたい

「Google+」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    日本を分断する母への歌詞批判

    幻冬舎plus

  2. 2

    よしのり氏「安倍首相を評価」

    小林よしのり

  3. 3

    田原氏 保守に生じたねじれ指摘

    田原総一朗

  4. 4

    「40歳定年制」を考えるべき理由

    城繁幸

  5. 5

    全国民に7万円 困るのは低所得者

    PRESIDENT Online

  6. 6

    「貧困は自己責任」落語家が炎上

    キャリコネニュース

  7. 7

    「おかあさんだから」に千秋共感

    NEWSポストセブン

  8. 8

    音喜多氏ブロガー議員批判に反論

    おときた駿(東京都議会議員/北区選出)

  9. 9

    「性奴隷」発言の韓国閣僚は奇怪

    岩田温

  10. 10

    竹島の日 5人殺した韓国忘れるな

    赤池 まさあき

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。