記事

「アベノミクスが失敗に終わりつつあることが表れている」GDP速報で細野政調会長



 細野豪志政策調査会長は17日夕、定例記者会見を国会内で開き、7~9月期の実質GDP速報値等について発言した。

 16日に発表された2015年7~9月期の実質GDP速報値が前期比0.2%減、年率換算で0.8%減となったことを受け、「さまざまな予測をさらに下回る形でのマイナス成長となり、2期連続のマイナス成長、そして昨年度もマイナスとなっており、統計上はすでに景気後退局面に入っている数字だ。アベノミクスが失敗に終わりつつあることが端的に表れているのではないか。政府としては企業の法人税減税をさらに進めるようだが、日本経済そのものの地合いが良くならなければ、いくら利益を上げたとしても内部留保にたまるだけで企業の設備投資は増えない。結果として日本の経済は良くならず、この循環をどう断ち切るかということについて答えを出していかなければならないのではないか」と指摘。民主党としては内需が盛り上がらない一番の問題は、中間層の所得が上がってきていないことだと捉えているとして、「派遣の問題や人生前半の社会保障をしっかりと充実させていくことなど、しっかりとアベノミクスに対峙(たいじ)する経済政策、社会政策を打ち出していかなければならない」と力を込めた。

 政府が同日、普天間飛行場移設先の辺野古の埋め立てのための代執行訴訟を提起したことに対しては、「沖縄の理解を得ずに強引な方法で進めようとしている。このことは、いい結果は生み出さないと感じている。沖縄では経済界も含めて今の基地の移転のあり方や具体的な手法については極めて反発は強い。あえてこの時期にゴリ押しすることには賛成することはできない」と述べた。

 パリの同時テロ発生を受けての民主党のスタンスについては、16日に党として会議を開き政府から説明を聞いたとしたうえで、「フランスが現在行っている対応について日本が万が一同様な事態が起こったときにどうかということを意識しながら聞いていた。非常に参考にすべき部分と、日本としては違うやり方を模索すべき部分とさまざまあると思う。例えば、今フランスでは軍が治安の維持をしているが、日本では仮に治安出動が発動されたとしてもその事態に対応する役割は自衛隊が担うが、平時のパトロールは警察が担うことになる。日本の警察は屈強であり、銃器対策部隊やSAT(特殊急襲部隊)も含めて充実してきているので、相当な対応はできると思うが、フランスなどの事例を見ながらもう一度それがどこまでしっかりできるかは考える必要がある。大前提は事前にテロを防ぐことで、それをやりきる体制をつくることだが、テロが起きた場合の体制について不備がないか、今回の事例を参考に考えていかなければならない」と述べた。

民主党広報委員会

あわせて読みたい

「アベノミクス」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    新宿区が広報せず高齢者情報提供

    田中龍作

  2. 2

    日本の旅館が外国人にウケない訳

    内藤忍

  3. 3

    バブルを懐かしむ50代女性の貧困

    NEWSポストセブン

  4. 4

    金持ちが駆使する相続税の抜け穴

    MAG2 NEWS

  5. 5

    おっぱい飲ませ登場 モデル賛否

    女性自身

  6. 6

    神対応ボランティアの裏に仕掛人

    中妻穣太

  7. 7

    安倍首相を支える産経の無料記事

    舛添要一

  8. 8

    野田前首相 カジノ法案に目が点

    野田佳彦

  9. 9

    鳥貴族が大苦戦 値上げで客離れ

    MONEY VOICE

  10. 10

    ヒカキンが寄付呼びかけ16万人増

    MAG2 NEWS

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。