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100名超えの新党結成か!?野党再編のメンバーを編集部が大胆予測

前原誠司・細野豪志・江田憲司の三氏で、民主党の解散・合流に向けて合意したという衝撃的なニュースが流れました。それらの背景については前回の記事「前原・細野・江田新党の衝撃!野党再編の鍵をにぎる隠れた主役とその背景」で解説したので、ぜひこちらの記事もご覧ください。

今回の報道については、話題作りの発表であり、まだ実際に再編の中身やメンバーは決まっていないという見方もありますが、ここではあえて話題作りに乗っかって、新党メンバーとなりうる国会議員について予想してみます。

維新の党・東軍(江田・松野グループ)

大阪都構想の住民投票敗北の責任をとり一兵卒の立場ではありますが、旧結いの党代表でもある江田氏は依然として維新の党の東軍の大将格であり、今回の再編劇の中心です。現在ダブル選で選挙戦真っ最中のため、西軍との泥仕合は一時的に報道から影を潜めていますが、橋下氏の口撃で維新の党のイメージは相当悪化しており、政党支持率も1%を切っています。その江田氏率いる維新の党・東軍は大手紙の報道によると26名前後とされます。新党に期待をせざるを得ない、今回の再編の中心的なグループといえます。
江田 けんじshu47_matsuno柿沢 未途

民主党を解党して参加するかもしれない前原・細野グループ

民主党からどの程度の政治家が参加するのか?というのがこの政党再編劇のキモで、成功するかどうかはその点にかかっています。

名前の上がっている前原氏、細野氏の両氏はそれぞれ民主党内で派閥・グループを持ち、それぞれ12,3名程度のメンバーが居るとされています。合計すると25名程度は新党に移籍する可能性があると見込まれます。
主な前原グループの主要メンバー
安住淳(7回・宮城5区)、古川元久(7回・愛知2区)渡辺周
(7回、静岡6区)他
主な細野のグループのメンバー
黄川田徹(6回・岩手3区)、笠浩史(5回・神奈川9区)、津村啓介(4回、比例中国)等
2602前原誠司細野豪志

その他民主党から追随する見込みのあるグループ

それに加えて、中庸の政治を標榜する野田佳彦元総理率いる野田グループ(花斉会)や玄葉光一郎氏のグループなどは関係や政治的スタンスも近く、新党参加も十分に有り得ると見て良いでしょう。
主な野田グループのメンバー
長浜博行(参院2回/衆院4回・千葉県)、武正公一(6回、比例北関東)、蓮舫(参院2回・東京都)
1204野田佳彦0703玄葉光一郎1321長島昭久

もっとも、民主党の保守派はそれだけにとどまりません。党内きっての保守派として知られる長島昭久氏を始めとして、民主党内には小選挙区で自民党候補に負けない、選挙に強い一匹狼的な政治家が数名います。これらの政治家はどちらかと言うと保守地盤に食い込んでいることもあって、保守的な政治家が多いです。かねてから民主党のリベラルイメージに拒否感をもっていた彼らについては、新党には参加する可能性が極めて高いでしょう。

また、民主党内部での伝統的な保守穏健派としては、民社グループがあります。支持母体である労組との関係もあり動向の予測は難しいものの、政策的には合流してもそれほど違和感はありません。

もっとも、それ以外の中間的な議員、つまり旧社会党系以外のグループに所属する議員であれば、労組依存もそれほど強くありません。そのため、殆どの中間的な民主党議員、特に小選挙区選出の衆議院議員にとっては、新党の規模が大きくなる見込みであれば、雪崩を打ったように新党への移籍が進むでしょう。なぜなら、1議席を争う小選挙区であっては、野党第一党の公認候補となることは比例復活の可能性も含めて当選確率が高まるという大きなメリットがあるからです。

参加が予想されるその他の第三極政治家

昨年の衆院選直前に劇的に解党したみんなの党ですが、解党時のメンバーのうち、松田公太氏を代表に「日本を元気にする会」を作った4名と、次世代の党で政策調査会長を務める和田政宗氏を除く大半のメンバーが現在も無所属です。一度は袂を分かった江田氏との関係性回復がポイントになりますが、元代表の浅尾慶一郎氏や、次世代の党を離党した元神奈川県知事の松沢成文氏(「真の第三極を作りたいから、私は党首選に立候補せず離党を選んだ」 次世代の党前幹事長 松沢成文氏インタビュー参照)などの保守系の有力政治家が新党に参加する可能性は十分にあると思われます。また、元気会や新党改革などの小政党もこの再編の流れが太くなれば、合流も十分に考えられます。加えて、昨年次世代の党が大幅に議席を失うなかで落選した「ダブル宏」こと、山田宏、中田宏ほか、知名度の高い野党系政治家もこの波に乗ってくる可能性もあります。
元みんなの党の無所属議員
浅尾慶一郎、松沢成文、水野賢一、中西健治、薬師寺みちよ、渡辺美知太郎
浅尾matsuzawasigehumi

これらの議員を合わせると衆参合わせて最大100名を超える目算が立つことになります。もちろん、現時点でここまでの話ができているわけではないと思いますが、これだけの合流が実現すれば、民主党に代わる新しい野党第一党のポジションに躍り出る可能性は十分にあります。

ただ、こうした野党再編が行われる場合に、新党の顔となる党首が誰になるのか、そしてその旗印は何になるのかが重要なポイントになります。単なる数合わせの野合では、政党の離合集散にうんざりしている国民の支持を集めることはできません。今回の前原・細野・江田新党が実現するならば、どんなメッセージを国民に訴えるのかにも注目していきたいと思います。

選挙ドットコム編集部
(一部議員名は敬称略)

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