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大阪市長選、候補のネット状況。「吉村氏、維新+イケメンイメージを前面に」「柳本氏、ネットで反撃『本当に意地悪』」

5日の大阪府知事選挙に続き、昨日8日には大阪市長選挙が告示されました。

立候補者は届け出順に以下の4人です。

吉村洋文氏(大阪維新の会公認・前衆議院議員)
中川暢三氏 (無所属・前北区長)
高尾英尚氏 (無所属・元テーマパークアルバイト)
柳本あきら氏(無所属(自民党推薦)・前大阪市会議員)

今回はこの中から有力候補である「大阪維新の会の吉村洋文氏」と「自民党推薦の柳本あきら氏」のインターネット活用を見てみましょう。

◆吉村洋文氏(大阪維新の会公認・前衆議院議員)

維新関係者

大阪市会議員・衆議院議員を歴任し、さらに大阪都構想住民投票の広報戦略を全て任されていた経験からも、橋下氏からの信頼を絶大に受ける吉村氏。

11月4日のブログでもご紹介したとおり、大阪維新の会関係者のSNSトップページには、この松井氏と吉村氏2名の顔写真が設定されているものもあります。

個人でのネット活用はホームページとTwitterにとどまる松井一郎・府知事候補とは異なり、吉村氏は個人でホームページ・ブログ・Facebook・Twitter・Instagramを運用しています。

中でも、今回の大阪W選挙の候補者としてたった一人、政治家のネット活用の中でもまだ利用率の低いInstagramを運営し始めたことは特筆すべき点です。

10月1日に前職である衆議院議員を辞職した吉村氏は、その後大阪市長選挙出馬へ向けた準備の一環としてInstagramを開始しています。

さすがは40歳と若手候補、11月9日現在フォロワーは152人ですが年齢の若い維新支持層のフォローはじわじわと増えるのではないでしょうか。

2週間前からスタートしたInstagramの投稿写真は全体的にさわやかなイケメンイメージを前面に打ち出しています。視覚から若手市民に訴える作戦もSNSツールを使えば嫌味がありません。

https://instagram.com/yoshimurahirofumi/

instagram吉村洋文

Instagramの他にSNSの定番ツールも活用していますが、Facebookいいね数は341人、Twitterフォロワーは6,404人となっており、Twitterで一定のフォロワー数は「維新・橋下スタイル」を継承しているといえるでしょう。

大阪府知事・市長候補者ともにW選挙に勝利すべく「維新ありき」で突き進む姿勢ですが、橋下市長の後任としての吉村氏を、また一度は否決された都構想実現へ再び道筋をつけたい維新を、大阪市民がどう判断するのか結果に注目が集まります。

◆柳本あきら氏(自民党推薦・前大阪市会議員) 柳本あきらオフィシャルサイト

大阪市会議員であった柳本氏は吉村氏と同様に主たるSNSをまんべんなく活用しています。柳本氏のフォロワー数はフェイスブックで約1,327人、Twitterでは7,425人となっており、意外にも「Twitterの維新」吉村氏のTwitterフォロワー数6,404人と比較して1,000人以上の差をつけています。

またYouTubeでは「柳本あきらチャンネル」を運用しており、環境改善の必要性が叫ばれる大阪あいりん地区に自ら足を運んで地区の過去と未来について語る映像やくりはら貴子大阪府知事候補者への応援演説をアップしています。
https://youtu.be/mUJAbLhxFEY

柳本氏自身の大阪市長選挙は昨日が初日ですが、すでに5日の府知事選告示日から自らの選挙選の如くSNSの更新を頻繁に行っており「打倒維新」サイドとしてくりはら氏との連携に積極的に取り組んでいます。
維新側も柳本氏を最大のライバルと認識しており、5日の府知事選公示日には柳本氏と維新府知事候補の松井氏がTwitter上で激論を交わし、松井氏が柳本氏の返事を夜中1時まで待ったものの待ちきれず怒って寝てしまう…という珍事件?まで起きました。
しかもその後に柳本氏が「え〜っ返信しましたよ!本当に松井知事は意地悪ですね!」と反論するなどネット上での維新vs反維新の戦いが過熱しています。

(まとめ)
7日の本ブログで、府知事選ではTwitterがネット情報発信ツールとして最も使われているとお伝えしたところですが、そのTwitter上では早くも維新vs反維新の直接対決が行われています。 有権者がネットで両サイド候補者同士の生ディベートが見られるのは一票の投じ先を決めるための良い材料になるでしょうし、候補者にも大きなメリットとなるでしょう。

選挙戦はあと2週間続きます。 街頭演説などで候補者の生の声を聞くと同時に、ネットで候補者同士の戦いも見られる大阪W選挙となりそうです。

工藤 裕一郎
株式会社ジェイコス
工藤 裕一郎
1992年、学生時代から政治に携わる。1998-2002年、国会議員の地元秘書。2003-2011年、地方議会議員(政令市)、ITとWebを ライフワークに議会内外で活動。2012-2014年、国会議員の会館秘書、選挙を含めたネット活動の責任者。2015年より現職。

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