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「国民に説明が十分されてない」というキャズムについて

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みなさんこんにちは。iPhone 6s Plusを1日使いまして、体感でNexus6の3倍くらいバッテリーがもつ。指紋認証が早いとか純正アプリを強めに押すとどうとか、そんなちっぽけなことなんてどうでもいい。バッテリーがもつだけで神という実感を得ました。Windows 10がスマホでAndroidやiPhoneからシェアを奪うためには、単にバッテリーの持ちをガラケーなみにしたらいいんだと主張するものであります。そのテクノロジーに人員の半分くらい割くべし。

さて、国会も閉幕し、静まりかえってきたわけではございますが、今回のマスコミ報道では「世論調査ってなに」という疑問を持った人も多かろうと思います。世論調査や市場調査などは、やりかたによって結果が大きく変わりますが、今回のはとくにその差がでかすぎた。このエントリーで、朝日新聞と産経新聞で「安保法案が必要か」についての意識が全く正反対であることを書きました。

安保法案を絶対に廃案にしたい方に!!!

実はわたくし、大学時代に世論調査の会社でアルバイトをしてまして、対面調査の度にかり出されていました。いまとはやり方が違う部分もありますが、だいたいこんな感じでした。顧客は新聞社とか役所でした。

1 調査期間は3日以内・・・長引くとニュースなどで支持率が変わったりする

2 最初にリストをもらう。まとまった地域に個人名と住所が書かれていて20〜30人分。電話番号はない。ランダムに抽出されている。

3 いきなり家に押しかけて身分証明を見せて回答してもらう

4 回答をもらったのの成功報酬で2000円とかでした

非常識な時間に行けるわけがないので、だいたい8時くらいから夕方まで回るのですが、若い人はほぼ100%捕まりません。「代わりに答えてあげる」「書いておくから置いていけ」とか言われても断ります。高齢者は暇なんで答えてくれますが、頑固爺やヒステリーババアに「うるさい、帰れ」と怒鳴りつけられること多数。回収率はだいたい5〜6割行けば優秀です。「夜にまた来て」といわれて行ったらお父さんがすでにヨッパになっていたこともありました。

なかには面倒くさくなって自分で書いたりアンケート用紙を置いてきたりするバイトもいるので、事務局が抜き打ちで電話をして確認。不正があるバイトの調査は全て破棄してバイト代はもらえなくなります。

面白かった思い出としては、お父さんは砧にあった東宝の撮影所で照明やってるからそこにいってと言われまして、わざわざ出向いて回答してもらったことですね。アンケート聞いてる間に「電線に、雀が三羽・・♪」が大ブレイクした小松の親分がやってきまして「なにしてるの! おせーて!」って生でギャグを聞いたことです。

それはともかく、こうした対面アンケートでは、回答の大半が家にいつもいる主婦とか高齢者に偏ってしまうわけ。20代前半とか全く無理だし、サラリーマンもほぼ無理。主婦の多くは長いアンケートだったりすると途中で「もういいわ、わからないから適当に書いて」と言い出したり、最初から「わたしに聞いてもムダ」とか言う人も。当時より、「こんなアンケートでいいのか」と思ってました。

今回、各種マスコミが安保法案について世論調査を行い、「説明が足りない」と言ってる国民が大半という風に報道しています。だいたいサンプル数は1000くらいです。しかしこちらをご覧下さい。まずはYahoo!のアンケート調査

Q 安保法案 あなたはよく理解していますか 回答191771
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よく理解している、ある程度理解しているを合わせて63.2%と余裕の過半数超え。回答数は20万近い

Q 安保法案が衆院特別委で可決、あなたはどう思う? 回答694075
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賛成と反対が拮抗しているが賛成が過半数。ということは、理解している人たちの中では賛成派が優勢。なんと70万人近い回答

続いてブロゴスです。ブロゴスってLINEがやってまして、親会社は韓国のNHNです。なのに嫌韓の投稿多数。いつもこの会社、腹が太いなぁと思ってます。www

Q 安保法案、今国会の成立にこだわるべき?回答10664
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拮抗はしているが、こだわるべきが過半数

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