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日本人が英語を苦手と思うのは、やるべき順番を間違えているから

以前「英語上達の一番の方法は、必要な環境に自分を追い込むこと」とブログに書きました。目的もなく、何となく英語を勉強してもモチベーションも上がらず、意味が無いという主張です。

日本人が英語に苦手意識を持つ原因は2つあるのではないかと思っています。

1つは学校教育です。今は少し改善されたのかもしれませんが、あまりに実用性の無い内容ばかりで、勉強しても使えないのです。例えば、私が中学で最初に習った英語はこんな内容でした。

Is this a pen?(これはペンですか?)

No, it isn't. It's a desk.(いいえ違います、これは机です)

机とペンを間違える状況は残念ながらその後に人生には一度も遭遇しませんでした。教科書以外では使われることの無い英語を受験のためにひたすら勉強していたのです。

しかし学校教育以外に、日本人の英語にはもう1つ問題があると思っています。

それは、社会人の英語の勉強が話すことに偏重していることです。英語を勉強するというと、英会話学校ということになります。なぜか「英語の勉強=英会話」になってしまっているのです。確かに、英語でビジネスの交渉をする必要がある人には会話は必須です。

しかし、多くの日本人にとって英語の勉強で必要なことはまず読むこと、だと思います。なぜなら、日本では海外からの情報が日本語に翻訳される時点で大幅に減ってしかもバイアスがかかってしまうことがあるからです。グローバルに起こっていることをできるだけ幅広く、正確に知る。そのためには英語を使って読む力をつけることがまず必要です。

例えば、
原発事故後の日本の電力産業について海外はどう見ているのか
先週の世界的な株安に投資家はどう対応したら良いのか

日本の報道と海外での報道を併読することで論点が見えてきます。

英語をつかってやるべきことは、まずインプットです。英語で読む力をつけて文章からインプットできるようになったら、次は聞く力を鍛えて音声や映像からのインプット。そして、2つのインプットの次に書く力や話す力、つまりアウトプットが来るのです。こんな順番です。

(読む力→聞く力)→(書く力→話す力)
   インプット       アウトプット

インプットができないのに、いきなりアウトプットから始めようとする。これが、日本人の英語に対する苦手意識を醸成しているように見えます。読む力であれば、日本人は比較的得意です。

やるべき順番を間違えなければ、日本人の英語に対する意識は変わる。私はそう信じていますが、これは専門家の皆さまのご意見も聞いてみたいと思います。

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