記事

電子マネー、47.4%の人が店頭での支払いに利用 不安や困ることは「残高の管理」「カードの紛失」

 小銭が不要になるなど、電子マネーにはさまざまなメリットがある。消費者は、どのような意識で利用しているのだろうか。

 マイボイスコム株式会社は7月1日〜5日にかけてアンケートモニター1万882名を対象に買い物時の支払い方法に関するアンケート調査を実施し、その結果を8月12日に発表した。

 まず、直近1年間の店頭での買い物時の支払い方法を複数回答で聞いたところ、「現金」が93.9%で最も多く、以下「クレジットカード」の70.8%、「電子マネー」の47.4%と続いた。

 そこで、店頭で「電子マネー払いをしたことがある」と回答した人に、電子マネー払いへの抵抗感があるかを聞いたところ、「抵抗感を感じない」(抵抗感はない32.5% あまり抵抗感はない24.4%)は56.9%に達した。「抵抗感がある」(抵抗感がある8.0% やや抵抗感がある11.3%)と答えた割合が19.3%で、「どちらともいえない」は23.7%だった。

 続いて、電子マネー払いで「不安に感じること」や「困ること」について複数回答で聞いた。最も多かったのは「残高やチャージの管理が面倒」の40.6%で、以下、「カードの盗難・紛失」(33.4%)、「利用できる店舗が限られている」(28.7%)、「つい使い過ぎてしまう」(15.2%)などと続いた。また、年代別で見ると10代では「つい使い過ぎてしまう」が2位にランクイン。こうした不安や困りごとが電子マネー利用者の抵抗感を生んでいるのかもしれない。

 NTTコム リサーチ と インターネットコムが共同で実施した電子マネーに関する調査(調査期間 3月11日〜17日 有効回答数1,065人)によると、28.0%の人が電子マネーを「使っていない」と回答。同様の調査は過去にも実施されており、2014年5月〜6月にかけて実施された第1回目では29.7%、2014年9月に実施された第2回目では27.8%、2014年12月に実施された第3回目では26.6%が電子マネーを「使っていない」と回答していた。

 また、電子マネーを使っていない人にその理由を複数回答で聞いたところ、72.9%の人が「必要を感じない」と回答。そのほかでは「セキュリティが不安」(21.7%)、「使った金額が分かりにくくて管理が難しい」(18.5%)などの回答が多かった。

 2つの調査結果から、消費者は電子マネーに対してさまざまな不安や不満を抱いている様子が分かる。電子マネーをさらに普及させるためには、こうした不安や不満を取り除くことも重要になりそうだ。

あわせて読みたい

「電子マネー」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    北朝鮮は米空母に手も足も出ない

    NEXT MEDIA "Japan In-depth"

  2. 2

    軍部で金正恩氏を嘲笑する風潮?

    高英起

  3. 3

    Amazonで大「中華詐欺」が勃発中

    永江一石

  4. 4

    今村氏後任の吉野氏は"超"真面目

    早川忠孝

  5. 5

    なぜ日本のニュースは媚びるのか

    文春オンライン

  6. 6

    二階幹事長「解散総選挙は近い」

    PRESIDENT Online

  7. 7

    日本が核保有チラつかせる選択も

    PRESIDENT Online

  8. 8

    参考人招致は実のある議論だった

    小林よしのり

  9. 9

    大阪人が東京人より親しめる理由

    PRESIDENT Online

  10. 10

    偏差値と奨学金延滞率 相関する?

    LM-7

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDまたはYahoo!IDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。