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日本国憲法の前文は、どんな人が読んでも感動すると思うよ

本日はわたくしめが関わりました、某超大手企業のスマートフォンの新サービスの記者発表がありまして、そちらに一日出かけております。明日にはいろいろなメディアで報道されるとは思いますが、ブログでも書きますのでぜひ読んでください。くだらない話をブログに書いてるけど本業はなんなんだと思っていた方もぜひ。

さて、最近、政治について書いてましたら、自民党に投票したこともないのに「安倍さんはこう考えてるんじゃないか」と書くだけで「代弁してる」「ネトウヨだ」とか言われまして、であれば今度は「福島瑞穂はこう考えてる」って書こうと思ってる次第です。いや、そう考えたけどまったく推測できないことに気づいて唖然としたわ・・・。”脳内ブラックボックス”瑞穂やね。

先日テレビを見てましたら、街角インタビューで若い女性が「日本のことだけやっていればいいのに、海外に出て行ったら戦争に巻き込まれるから絶対止めるべき」とかおっしゃっております。意外と普通のおじさんでも言う人が大勢います。中には「軍備があるから攻撃される。軍隊がなければ攻められることはない」という瑞穂たんのような人もいます。空手の黒帯の中学生はいじめに遭う確率はどう考えても小さいと思うんだけどね。

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日本国憲法
青空文庫だからただだけど原文だから旧仮名遣い。

「憲法9条があるんだからどんなことがあっても海外に出て行くべきではない」という方は、憲法全体を見てないんじゃないかなぁと思いまして、本日ご紹介しようかと思います。

憲法はご存じの通り、戦後にマッカーサー率いるGHQ主導で作られました。実は初案では自衛権も放棄させることになっていで「自国を守るための戦争も放棄」となっていたのですが、マッカーサーの部下がこの部分を削除しました。つまり自衛権までは認めるというように修正されたのです。でも日本側はなぜか「自衛権まで放棄」と認識してしまった。意思の疎通悪し!!

面白い話がございまして、

1946年(昭和21年)の憲法改正審議で、日本共産党の野坂参三衆議院議員は自衛戦争と侵略戦争を分けた上で、「自衛権を放棄すれば民族の独立を危くする」と第9条に反対し、結局、共産党は議決にも賛成しなかった。

Wikipedia
と、占領下にあった日本でGHQに面と向かって反論するとは、当時の日本共産党はいい根性してる。自国が侵略されたときの交戦権は国際法でも認められているわけで、当時の共産党はまともだったのだ。どうしていまの日本共産党が、自分たちが議決に賛成しなかったのに「9条を守れ」とかいうのか謎。初志貫徹しなさい。

これ、国連憲章

第五十一条 この憲章のいかなる規定も、国際連合加盟国に対して武力攻撃が発生した場合には、安全保障理事会が国際の平和及び安全の維持に必要な措置をとるまでの間、個別的又は集団的自衛の固有の権利を害するものではない。この自衛権の行使に当って加盟国がとった措置は、直ちに安全保障理事会に報告しなければならない。また、この措置は、安全保障理事会が国際の平和及び安全の維持または回復のために必要と認める行動をいつでもとるこの憲章に基く権能及び責任に対しては、いかなる影響も及ぼすものではない。

で、前置きはさておき、日本国憲法には「前文」というものがあります。これは日本国憲法全体の考え方を示すもの。法律にはいろんな矛盾があり、憲法にもそれはある。でも「前文」にはその根本的な考え方があるのだ。

日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたって自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであって、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基づくものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。
日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであって、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。

われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであって、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。

泣けるほど、かっこいい!!!

うちら地球の正義の味方じゃん。たとえ憲法を改正しても、人類普遍の法則は守られないといけないとまである。他国が侵略に遭ったときには全力を挙げて助けにいかないといけないのです。中国がチベット侵攻したときは助けないといけなかったがすでに遅し。近いところでクウェートがイラクに侵略された湾岸戦争の時がそれにあたる。だから湾岸戦争の後方支援はしごく真っ当であった。湾岸戦争のような場合の後方支援でさえ「後方部隊も攻撃される」という理由で反対するのは、明確な憲法違反でしょうよ!!

イラク戦争は米国の突っ走りだし(小泉さんは憲法前文を例に出して支援を決めたけどあれはおかしいでしょ)、アフガニスタンも米国の復讐戦だし、ISは裏でイスラエルとサウジが資金援助してるとか訳分からないことになってるので、自分も手は出さない方がいいと思うけど、仮に友好国が理不尽な侵略を受けた場合、もちろん最初から自衛隊ということはなくて、交渉を徹底的に行うべきだとは思うが、それでも旧イラクがクウェートに侵攻したようなことがあれば、国家の名誉にかけて、全力をあげて救いに行かなくてはならないんとちゃいまっか?

突如、北朝鮮がソ連の指示の元、韓国に砲撃と共に侵攻して始まった朝鮮戦争の折には、アメリカから憲法改正して参戦を要求されたがそれを吉田首相ははねつけた。沖縄基地が後方支援で活躍し、日本中が特需で潤ったわけですので支援はしたわけですね。当時の自衛隊じゃ参戦する能力はなかったと思いますが・・・。

損得だけで考えると将来はどうなる?

他国はどうでもいい。日本だけ無事なら良い。というのはいうまでなく自国の利益だけを考えた利己的な考え方だ。
同じクラスでいじめがあるのに、注意すると自分に降りかかってくるから見てみない振りをする。これでどれだけいじめが蔓延してると思ってるのだ。自分はそんなことはしたくない。幼稚園の時の同級生女子に20年後にひょんなことで再会した(リクルートのアルバイト面接にきた)ときに「幼稚園の時にいじめっ子から守ってもらった」とお礼を言われたのが誇りです(レベル低っ!!)

男子たる者(女子でもいいが)、クラスにいじめがあれば、まずは自分が空手道場に通い、自信をつけてからじんわり注意するくらいのことがなぜできん。もちろん腕ずくではない。いじめっ子はもともと脆弱だから、強いヤツには従うのである。腕ずくになるのは最後の最後だ。見て見ぬ振りをするよりよほどこちらの方がいいと思う。(諸説はあると思うのでこれは自分の考え方・・)

米国はどんどん衰えている。中国はこれからも世界征服に向けて頑張るだろう。上海株がこのまま暴落して暴動が起きて、共産党政権が吹っ飛んでいきなり民主化されて近代国家になり、仲良しになる日が来るかもしれないが、そうはいかなかったらあと20年もしたら中国の天下になる確率は高い。
損得だけを考えれば、いまのうちに「尖閣いらないっす」「中国様と安保条約結びます」「中国のAIIB(アジアインフラ投資銀行)にも出資させていただきます」とスリスリし、虎の威を借りて南沙に滑走路を作るお手伝いをし、中国が天下を制圧したときには一等友好国として仕えるのが生き延びる道なのであるが

日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。

という憲法前文を改正してからじゃないと無理だと思います。
え〜白状しますと、わたくし、理系ですので法律には詳しくなく、上記のことは池上さんの受け売りです。すんません。ぜひ読んだ方がいいですよ。よく分かります。

超訳 日本国憲法 (新潮新書)

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