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自分が見るインターネットと、他人が見ているインターネットは違う

最近、うちの若いのと話をしていて、気がついたが彼らが見ているインターネットと、僕が見ているインターネットは全然違うということに気がついた。

誰でも知っていると思っていた「ネットの有名人」は、彼らにとって知らない存在であるということ。

彼らはネットはめちゃくちゃ詳しいし、彼女から怒られるぐらいネットジャンキーだと思うし、何よりプロとして仕事をしている人たちだから、ネットリテラシーが低いなんてことはない。

当然、年齢が高い僕の方が、歴史的に積み上げた知識と、誰かに対する知見や、ネット的な意味での信用があるのだが、そういうのが一切ないとなると、会話でその人のエピソードを共有するのは、かなり難しい。

インターネットはストックが効くとされているメディアだが、実際は圧倒的にフローだ。

情報のアウトプットを止めた瞬間に、あっという間に忘れ去られる。

むろん僕が知らない情報を、彼らは沢山持っている。特にいまどきのスタートアップ界隈の若い人に見られる傾向が、海外の若手のスーパー起業家の名前などはよく知っている。同世代のライバルとして、グローバルな視点を持っている。

もちろん彼ら以外の誰かは、また違う世界を見ているだろう。

例えば、ツイキャスで人気のある人とか、ニコ生で人気のある人、nanaで人気がある人など、それぞれの世界でそれぞれのスターがあって、「すごい人」と思われているのだろう。そして、そこを頂点としたロールモデルとして、それぞれの文化が生まれていく。

少なくとも数年前においては、多分「ぼくらのインターネット」は、はてなブックマークで大体フォローできたような気がするし、ブログの黎明期まで戻ると、ネットリテラシーの高さがほぼ共感できる範囲であれば、知ってる人たちも大体共有できていたと思う。

今はもう違う。それぞれの世代、それぞれの世界があって、コモディティ化したインターネットはただのインフラとして存在している。

よく若年層向けネットサービスの3年説というのがあるが、3年経つと、その人の周辺を取り巻く世界が一変されるからだ。そのタイミングで生き残れないサービスは、あっという間に忘れ去られていく。とくにリアルグラフ重視型のサービスはその傾向が強い。

いずれにせよ、多様性が広がってきた世界。「ネット界隈」を語る時には、ある部分は共有できても、ある部分は全く共有できないことを前提として考えることが求められるだろう。

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