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プライバシーゼロの時代には紙文化が再来するのか

イギリスのキャメロン首相が、テロ対策として暗号化通信を制限あるいは禁止する意向を示しましたとして話題になってます。

英首相、暗号化通信を制限する意向を表明--フランスでのテロ事件を受け - CNET Japan

英国のDavid Cameron首相は、電子通信の暗号化を取り巻く法制の強化を約束した。「WhatsApp」「Snapchat」、Appleの「Messages」などが対象になりそうだ。Cameron首相は現地時間1月12日、「(テロリストたちが)安全に連絡を取り合える場所を放置」しておくべきなのだろうかと述べた。
Cameron首相はパリで行った演説で、「危機的な状況においても、内務大臣本人が署名した令状をもってしても内容を知ることのできない通信手段を、わが国で許可すべきなのだろうか」と問いかけた。

テロリストが誰だかを突き止めるためにもやるわけですから、当然対象はテロリストに限るわけではなく(最初からわかってたら苦労しない)、事実上対象は全ての通信ってことになるんでしょうね。

政府によるネット監視と言えばNSA(アメリカ国家安全保障局)が連想されます。
アメリカ国家安全保障局 - Wikipedia

2013年6月には、ベライゾン・ワイヤレスに対して、数百万人分の通話履歴(発信元、通話先、通話時間、発信者の位置)4月末から3か月分を、毎日まとめて提出するよう「外国情報活動監視裁判所」(FISC) からの機密令状により命じていた事がガーディアンによって暴露された。更には、グーグル、フェイスブック、マイクロソフト、アップルなどインターネット関連企業大手9社のサーバーに直接アクセスし、電子メール、インスタントメッセージ、接続記録、動画閲覧記録などを含むユーザーデータを収集、分析していたことがガーディアンおよぶワシントン・ポストによって報じられた。

我々日本人にも馴染み深い会社の名前がズラリと並んでいます。通信の秘密とかどうなっていくんでしょうか。

こうなると、悪だくみをする連中は、いや悪だくみでなくとも、企業秘密などナイショの情報交換をする場合には、昔ながらの合言葉が復活するかもしれません。
「砂漠に蝶は飛ぶのか」「砂漠に飛ぶのはサボテンのトゲ」

重要書類の受け渡しなどは紙ベースになるかも。手書きの紙書類(パソコンで書いてる時点でやばいですからね)を公園のベンチで目も合わさずに受け渡す的な。

それすらやばくなると、夜な夜な矢文や石文が登場し、ジャパニーズニンジャが復活したりして。まあそれは冗談としても、なんでもネット接続されたあげくに、一番安全な通信手段が紙ってのもなんか歴史ぐるっと回ってる感ありますね。郵便とかも、差出人の名前書かなくても届いちゃうので、匿名での通信にはうってつけかも。あぶり出しと併用すれば完璧でみかんが売れそうです。

企業のネットが星を被い電子や光が駆け巡るのもつまるところに来てしまえば、大昔の紙通信に逆戻りというわけだ。
なんてね。

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